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小高くスタート、米株高や円安が支援
【市況】東京株式(後場寄り付き)=小高くスタート、米株高や円安が支援
【後場寄り付き概況】

後場寄り付き日経平均株価は、前営業日比28円38銭高の2万2839円46銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、0.66ポイント安の1803.07で始まった。
日経平均株価は小高く推移する一方、東証株価指数(TOPIX)は前週末終値近辺で小動き。
外国為替市場では、1ドル=113円60銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、総じて堅調。
 
ダイキアクシス<4245>が後場に入って動意づいている。同社はきょう、中国での浄化槽の製造・販売を目的に、凌志環保(中国)と新会社を設立すると発表。これが材料視されているようだ。
 
個別では、任天堂、ソフトバンクG、ファーストリテ、KDDIは堅調。三菱UFJ、東京海上が買われ。三井住友、田製が値を上げ、ファナック、神戸鋼、JXTGが買われている。
半面、鹿島が下押し、大林組も大幅安。JT、OLC、ソニー、東エレク、安川電が値を下げ、キーエンス、SUMCOは安い。スズキが反落し、トヨタは小幅安となっている。
 
 
日経平均は買い一巡後はこう着感の強い相場展開となっている。
米FOMCの結果及び来年の利上げ見込み等を見極めたいとするムードが手控えにつながっているようだ。個人資金は中小型株にシフトしやすく、日経平均がこう着の中でも、物色意欲は強いとみられる。
 
ランチバスケットは25件、407.85億円。差し引き20億円の売り越しとの観測。