兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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軟調な展開か
【オープニングコメント】
軟調な展開か
17日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1400円−2万1600円。

朝方は、きのう16日が軟調な展開だったことや、NYダウ、ナスダック総合指数ともに反落しており、売りが先行するとみられる。シカゴ日経平均先物からは日経平均はスタートから2万1500円割れも想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(16日終値は108円06−07銭)、ユーロ・円が1ユーロ=121円台の前半(同121円55−59銭)と小動き。引き続き、為替動向には神経質な展開となりそう。
ただ、円安方向に振れていることで、主力株中心にポジティブ材料となるだろう。手掛かり材料に乏しいなか、値動きの軽い中小型へ物色の矛先が向いそうだ。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比25円安の2万1475円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■買取王国 <3181>
3-5月期(1Q)経常は41%増益・上期計画を超過。
 
■バロックジャパンリミテッド <3548>
3-5月期(1Q)経常は16億円で着地。発行済み株式数(自社株を除く)の3.00%にあたる110万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月17日から10月31日まで。
 
■サイバーステップ <3810>
前期経常が一転黒字で上振れ着地・今期は4.8倍増益へ。
 
■ウォンテッドリー <3991>
9-5月期(3Q累計)経常が79倍増益で着地・3-5月期も96%増益。
 
■ポエック <9264>
19年8月期第3四半期累計(18年9月-19年5月)の連結経常利益は前年同期比87.7%増の1億0700万円に拡大し、通期計画の2億6400万円に対する進捗率は前年同期の35.8%を上回る40.5%に達した。
 
■ASJ <2351>
東京商工会議所から次世代検定試験管理システム開発を受注。
 
■ファーマライズホールディングス <2796>
前期経常が上振れ着地・今期は33%増益へ。
 
■マツモトキヨシホールディングス <3088>
ベトナムのロータス・フード・グループとドラッグストア事業展開で基本合意。また、香港にドラッグストア事業の現地法人を開設する。
 
■イオンファンタジー <4343>
国内単体の6月既存店売上高は前年同月比13.2%増と5ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
■SIG <4386>
今期配当を5円増額修正。
 
■HANATOUR JAPAN <6561>
世界最大級の旅行プラットフォームを運営する米・トリップアドバイザーとデータ連携を開始。
 


【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
17(水)
20年国債入札
6月訪日外客数(16:00) 
 
【海外】
G7財務大臣・中央銀行総裁会議(〜7/18 フランス)
米6月住宅着工件数(21:30)
ベージュブック
《米決算発表》
アボット・ラボラトリーズ、USバンコープ、PNCフィナンシャル・サービシズ・グループ、ネットフリックス、eBay、イーベイ、バンク・オブ・アメリカ
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。