ドルが売られやすい環境に
【為替】ドルが売られやすい環境に
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週明けの東京外国為替市場においてドル円は、午前中に一時107.865円まで買われる場面がみられたが、その後は上値の重い展開で推移した。足元では107.40円を挟んだ取引となっている。先週末のトランプ米大統領の会見では、中国に対して何らかの制裁が発表されるのではないかと危惧されたが、具体的な対応が含まれなかったことからドルはしっかりとした値動きとなっていた。
ただ、米国での人種問題を受けたデモが拡大していることや、中国が米国からの大豆輸入の一部を停止との報道を受け上値の重さが目立ち始めている。両問題とも解決には時間を要すると予想されるため、しばらくはドルが売られやすい環境が続くか。
[提供:カネツFX証券株式会社]