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日経平均株価は前場終値比でやや強含む
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比でやや強含む
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比5円19銭高の2万3677円71銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、1.12ポイント安の1784.54で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前日終値付近でもみ合っている。取引の手がかりとなる材料に乏しく、相場全体の方向感が定まらない。
 
外国為替市場では、1ドル=112円10銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
本日の自民党総裁選の投開票や今週末に予定される日米通商協議(FFR)を控えて、利益確定の動きから、日経平均の上値は重くなっている。
9月中間決算を前に国内法人による売りも出やすいなか、これまで相場上昇を主導してきた短期筋による225先物の利益確定売りには注意したいところ。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持し、目先の日本株高継続を意識した円売りに振れやすい。ただ、上海総合指数は不安定な値動きとなり、足元の円売りを弱めそうだ。
 
個別では、任天堂が前場高値を上回り、ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友、東京海上、第一生命も値上がりし、野村は堅調。TATERUは個別に買われている。
 
半面、東エレクの売りが厚く、村田製は甘く、トヨタも値下がり。KDDI、NTTが下落し、JALは緩んでいる。
 
ランチバスケットは25件、278.24億円、30億売り越し。