値下がり優勢、手じまい売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、手じまい売り
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東証グロース市場は週末を控えて持ち高を手じまう売りが優勢だった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続落。東証マザーズ指数の終値は前日比6.32ポイント(0.81%)安い770.96だった。グロース銘柄はこのところ急ピッチで戻してきたため、利益確定を目的とする売りが続いた。
市場関係者は「グロース市場は年初からの上昇に一服感が出ており、売りが目立った」(中堅証券)と指摘していた。
一方、26日に新規上場し、この日初値を付けたテクノロジズが人気を集め、公開価格1000円に対し初値3650円、終値3600円と高値圏でもみ合った。
M&A総研、ブライトパス、EDP、ANYCOLORが軟調。セルシード、ウェルプレイRもさえない。半面、pluszero、マイクロ波化、ELEMENTSはしっかり。イオレは急伸した。値上がり銘柄数184、値下がり銘柄数301と、値下がりが優勢だった。
個別では、エコモット、ナノキャリア、トラース・オン・プロダクトがストップ高。ブランジスタは一時ストップ高と値を飛ばした。グッピーズ、tripla、ELEMENTS、AIAIグループ、FPパートナーなど7銘柄は昨年来高値を更新。イオレ、ヘリオス、Chatwork、インターファクトリー、インパクトホールディングスが買われた。
一方、セレンディップ・ホールディングス、Kids Smile Holdings、ベースフード、リベロ、monoAI technologyが売られた。