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日経ジャスダック平均は3日続伸、好材料銘柄に買い
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は3日続伸、好材料銘柄に買い
日経ジャスダック平均は3日続伸した。前日比17円79銭高の3349円59銭だった。
前日の欧州の主要株価やNYダウが上昇、円高一服など外部環境の落ち着きを背景に下値不安感が後退、買いが先行して始まった。
好材料を発表したアエリアやシノケンGなどを中心に個人投資家の買いが入った。
また、カーメイトが急伸し一時、前日比134円(16.8%)高の934円に買われている。茨城県守谷市の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件で、ドライブレコーダーの映像が容疑者逮捕につながったこと受けて、改めてドライブレコーダー関連が注目されているようだ。 同社のほかオートウェーブ、バッファローなども大幅高となっている。

ただ、市場全体は週末にかけて国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)や主要7カ国首脳会議(G7サミット)など重要イベントが控えており、結果を見極めたいとの思惑から上値は重かった。

ジャスダック市場の売買代金は概算で138億円、売買高は3164万株。
値上がり銘柄数は336、値下がり銘柄数は210となった。
 
個別では、チヨダウーテ、セキチューが一時ストップ高となった。ULSグループ、菱友システムズ、鈴茂器工、メディキット、ディーエムエスは年初来高値を更新した。カーメイト、大日光・エンジニアリング、オートウェーブ、医学生物学研究所、シノケングループが買われた。
 
一方、大森屋、アプライド、FHTホールディングス、セルシード、ソノコムなど7銘柄が年初来安値を更新した。北川精機、グリムス、セプテーニ・ホールディングス、セーラー広告、環境管理センターが売られた。