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日経ジャスダック平均は続伸、方向感の無い展開
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、方向感の無い展開
 

日経ジャスダック平均株価はわずかに続伸した。終値は前日比13銭高い3443円87銭だった。日中を通して指数は小動きが続いた。
昨日に決算発表をしたワークマンなど時価総額上位銘柄が堅調な値動きで寄り付きしたことなどからジャスダック平均は上昇してスタートした。ただ、その後は、上述したワークマンのほか、その他の時価総額上位銘柄が徐々に値を消したことで、マイナスに転じる場面があった。しかし、それでも大引けではプラスに戻るなど全体として方向感の無い展開で推移した。
2021年3月期の会社予想の単独税引き利益が市場予想を下回ったワークマンは4%下落した。時価総額上位の出前館など巣ごもり関連銘柄が売られ相場の重しとなった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で560億円、売買高は1億4355万株だった。値上がり銘柄数は336、値下がり銘柄数は269となった。
 
個別では、アイビー化粧品、ディーエムソリューションズがストップ高。スペースシャワーネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。田中建設工業、ULSグループ、山田債権回収管理総合事務所は年初来高値を更新。不二精機、ワイエスフード、藤井産業、JALCOホールディングス、日本パレットプールが買われた。
 
一方、豊商事が一時ストップ安と急落した。ジェイエスエスは年初来安値を更新。ワンダーコーポレーション、クルーズ、GFA、ZOA、シンデン・ハイテックスが売られた。