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円高などで売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=円高などで売り先行
【寄り付き概況】

 
15日の日経平均株価は前日比120円47銭安の2万3438円83銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、7.42ポイント安の1643.68で始まった。
前日に7カ月ぶりの高値水準で終えており、いったん利益を確定しようとの動きが先行している。
 
14日の米株式市場は、NYダウは前週末比327ドル高の2万7993ドルと続伸。半導体などハイテク株が上昇した。ただ、為替は1ドル=105円70銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。日経平均株価は前日に約7カ月ぶり高値圏に上昇したこともあり、この日は利益確定売りが優勢で値を下げてスタートした。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、2業種が高く、値上がりはその他製品、その他金融のみ。値下がり上位に海運、空運、陸運、鉄鋼、金属製品、紙パ、保険、ゴムなど。
 
個別では、ファナック、ソフトバンクG、ファーストリテが安く、NTTドコモ、京セラ、JR東日本はさえない。半面、トヨタ、ソニー、東エレクが買われている。