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続落スタート、半導体関連に売り
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、半導体関連に売り
【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前週末比62円47銭安の2万8220円56銭。

前週末の米国株市場ではNYダウが150ドルあまりの上昇で3日続伸と上値追い態勢を続けたが、ナスダック総合株価指数はマイナス圏で引けた。半導体関連の主力株も売りに押されるものが多く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も安くなった。

これを受けて東京株式市場では上値の重い地合いとなっている。東エレクなどが下落して始まった。高値警戒感から利益確定売りも出やすくなっている。

中国で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることも警戒材料となる。今週は週後半に米国の重要経済指標が相次ぐこともあり、その結果を見極めたいとの思惑が目先筋の利益確定売りを誘発する可能性も意識される。

個別では、ファナック、HOYAが安い。一方、エーザイ、ネクソン、SOMPOが高い。