前場終値と比較して下げ幅拡大
【市況】東京株式(寄り付き)=前場終値と比較して下げ幅拡大
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18日午後の日経平均株価は、前営業日比203円42銭安の2万2648円33銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、20.13ポイント安の1768.91で始まった。
米中通商摩擦や大阪府北部を震源とする地震を受けて買いが手控えられた前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下落している。
外国為替市場では、1ドル=110円40銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
個別では、任天堂が軟化し、東エレクは3営業日続落。東海カ、SUMCO、信越化が大幅安となり、トヨタ、曙ブレーキが値を消している。三菱UFJ、マネックスG、東京海上は軟調で、ソフトバンクG、三菱商、JXTGはさえない。
半面、村田製、太陽誘電が値を上げ、オハラが急伸している。JT、ファーストリテ、OLCが強含み、資生堂が堅調となっている。
日経平均は2万2645円近辺に位置する25日移動平均線レベルまで調整しており、短期的な反発に期待した押し目買いの動きも出てくるだろう。
ランチバスケットは24件、303.78億円、20億売り越し。
明日からメルカリ<4385>上場を皮切りにIPO(新規株式公開)ラッシュがスタートするため、本日はこれに備えた個人投資家の換金売り圧力が強まりやすいところだろう。
ただ、メルカリなどの新規上場銘柄が好調な出足となれば、出遅れ感が強い新興市場の既上場銘柄への資金還流も期待されるだろう。