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マザーズ市場展望
マザーズ市場展望
 
 
マザーズ指数が軟化傾向にある。AI insideがNTT西日本との契約打ち切りを受けて大量売りを浴びており、3営業日連続のストップ安。
決算シーズンに入り、経営基盤がぜい弱なものもある新興市場上場銘柄へのリスクが意識される展開となっているようで、主力のメルカリやBASEも軟調な推移となっている。
 
来週も決算発表スケジュールが詰まっており、警戒感は強い。ただ、週後半にかけてはアク抜け感も台頭していきそうだ。
新興市場、特にマザーズは決算発表シーズンが苦手で、今年も同様の傾向が出ている。決算発表後には見直し、好決算銘柄の買い直しの動きが出やすくなるだけに、銘柄選別を行っておきたい。
13日からは決算発表銘柄の多さで新興市場上場の好決算銘柄が埋もれてしまう可能性がある。新型コロナウイルス対応によるニューノーマル社会に応じたビジネスモデルの企業も多く、またアフターコロナを見据えた業績見通しへの注目度は高いだろう。