上値の重い展開か
【オープニングコメント】 上値の重い展開か |
日経平均株価の予想レンジ:2万1500円-2万1800円を想定する。
前週末16日の米国株式は堅調だったが、国内では手掛かり材料難が続き、方向感が出づらいとみられる。
また、日米政治動向を睨みながらの不安定な相場展開が強まるリスクがありそうだ。
米国では良好な経済指標の発表が材料視される一方で、通商問題への不透明感が手掛けづらくさせている。国内では、「森友学園」への国有地売却に関する財務省の公文書書き換え問題も、手控え要因として意識されそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=106円前後(前週末16日終値105円65-66銭)と円安に振れている。対ドルでの落ち着きから、輸出関連銘柄には支えとなりそうだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比25円安の2万1415円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
21415 ( -25 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
21470 ( +30 )
( )は大阪取引所終値比
【好材料銘柄】
■GMB <7214>
今期経常を一転14%増益に上方修正。
■桧家ホールディングス <1413> [東証2]
東証が桧家HDを23日付で市場1部に指定替えする。
■FCM <5758>
今期経常を29%上方修正、配当も16円増額。
■トミタ電機 <6898>
今期経常は75%増益へ。
【主な経済指標・スケジュール】
19(月)
2月貿易統計(8:50)
日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(3/8〜9開催分)
岩田日銀副総裁・中曽日銀副総裁任期満了
参院予算予算会の集中審議
《決算発表》
システムディ
【海外】
G20財務大臣・中央銀行総裁会議(〜3/20)
《米決算発表》
オラクル
休場:メキシコ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。