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マザーズ指数は6日続伸、短期投資家が強気
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は6日続伸、短期投資家が強気

東証マザーズ指数は前週末比16.35ポイント高の1198.72ポイントと6日続伸した。
4月30日以来、約1カ月半ぶりの高値水準だった。
東京市場全般が堅調な推移となる中で新興市場も主力級銘柄に買いが入った。
朝方に利益確定売りを消化した後、マザーズ銘柄を中心に買いが強まった。日経平均株価が節目の2万9000円を下回らずに推移し、「短期投資家が強気に傾いた」という。
メ2024年4月期を最終年度とする中期経営計画の上方修正をしたスマレジが買われた。ルカリやJMDCなど時価総額上位銘柄が上昇した。半面、エヌピーシーやJIGSAW、オンコリスが下落した。
 
市場では「米長期金利の上昇に対する過度な警戒感が縮小し、高PER(株価収益率)銘柄に買いが向かった」と指摘した。
値上がり銘柄数は194、値下がり銘柄数は151となった。
 
個別では、Macbee Planetがストップ高。グランディーズ、イトクロは一時ストップ高と値を飛ばした。ASJ、ジェイグループホールディングス、海帆、AI CROSS、オンコリスバイオファーマなど11銘柄は年初来高値を更新。リビングプラットフォーム、クリングルファーマ、ステラファーマ、フィット、スマレジが買われた。
 
 一方、松屋アールアンドディ、メイホーホールディングスが年初来安値を更新。シャノン、アールプランナー、アスカネット、トゥエンティーフォーセブン、アクシージアが売られた。