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日経平均株価は270円安前後と下げ幅を拡大
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は270円安前後と下げ幅を拡大
【後場寄り付き概況】

20日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比242円59銭安の2万1578円57銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、14.38ポイント安の1623.23で始まった。
 
半導体関連などハイテク株の売りが相場の重しとなり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調に推移している。
 
外国為替市場では、1ドル=112円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、日産自、三菱自は大幅続落。東エレク、京セラ、ソニーが値を下げ、ファナックは大幅安。TDK、オリンパスは反落。JXTGが軟調で、コスモエネルギは下げがきつい。みずほFG、東京海上が売られ、ソフトバンクG、任天堂、ファーストリテも下落している。
半面、KDDI、NTTが小高く、東電力HDは反発。住友鉱はしっかり。東海カは続伸。トヨタは買われている。
 
下値のサポートとして意識される予想PER12倍の水準はおよそ2万1360円で、これに迫る2万1500円近辺では押し目買いが入り下値の堅さを見せる。
 
今月末の20カ国・地域(G20)首脳会議までは海外情勢に一喜一憂する展開が続きそうだ。また今週末には3連休が控えており、模様眺めムードが強まりやすいだろう。
前日に堅調ぶりが目立ったマザーズ指数も本日は反落している。12月のIPO(新規株式公開)ラッシュに向けて換金売り圧力が強まりやすく、こちらも目先は上値の重い展開となる可能性がある
 
 
ランチバスケットは22件、382.29億円、売り買いほぼ同金額。