FOMCを控えてドルは113円台半ば付近で小動き

【為替】FOMCを控えてドルは113円台半ば付近で小動き

[概況]

NY市場で発表された11月生産者物価指数は予想を上回ってドルはそれまでの高値を上抜き、更にNYダウが大幅続伸で始まると序盤に当日高値113.760円まで上昇した。
 
其の後米上院共和党議員で上院の税制改革法案に共和党で唯一反対したポール氏がツイッターで「財政を破綻させるような歳出拡大法案には反対する」とつぶやいた事が伝わるとドルは113.385円まで急落する場面があった。
 
しかし下値では買いが入って直ぐに113円台半ばを回復し、揉み合いのあと最後は前日比+1.5銭高の113.565円と前日とほぼ変わらずの113円台半ば付近で引けた。
良好な米経済指標やNY株式市場と米国債利回りの上昇にドルは買われるものの、なかなか113円台後半から上値を伸ばす事が出来ない状況が続いているが、明日未明のFOMCまでこの状況が続きそうだ。


[提供：カネツFX証券株式会社]