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軟調スタート、米国株安で売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=軟調スタート、米国株安で売り先行
【寄り付き概況】

23日の日経平均株価は、前営業日比91円55銭安の2万2868円79銭と続落してスタート。東証株価指数(TOPIX)は、5.90ポイント安の1803.67で始まった。
 
22日の米国株式は、米朝首脳会談や中国との貿易協議の行方に対する警戒感が浮上し、NYダウが3日ぶりに下落、ナスダックも反落した。米国株の軟調な動きを受け、利益確定売りが優勢となったようだ。
 
6月12日の米朝首脳会談が実現しない可能性についてトランプ米大統領が触れ、北朝鮮を巡る地政学リスクが再び意識されている。
ただ、外国為替市場では1ドル=110円80銭近辺の推移と円安水準をキープしていることで、円安を追い風とする企業業績の上振れ期待などを背景に押し目買いが予想され、下値リスクは限定的との見方もある。
 
寄り付き時点で業種別では33行種中、7業種が高く、値上がり上位に電力ガス、空運、情報通信など。値下がりで特に目立つのは鉱業、石油、海運など。
 
個別では、任天堂が4営業日続落し、ソニー、ファナック、SUMCOが売られた。ソフトバンクG、三菱UFJ、マネックスGがさえない。武田、ファーストリテが反落。JTは弱含みの展開。
半面、トヨタが小反発し、キーエンス、東エレク、東海カ、7&iHD、ADワークス、リクルートHDが買われ、KDDIが続伸している。
 
 
225先物は、メリル・アムロ・UBS・ソジェンが買い越し。
ナティクス・野村・JP・大和・みずほ・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・UBSが買い越し。
ナティクス・メリル・ソジェン・パリバ・JP・野村が売り越し。
 
外資系等は、タカラバイオ(4974)、伊藤ハム(2296)、FCC(7296)、日通(9061)、触媒(4114)、キーエンス(6861)、太陽誘電(6976)、スズキ(7269)、Jパワー(9513)、鉄(5401)、三菱総研(3636)、ヤオコー(8279)、大崎電(6644)、シュッピン(3179)、キトー(6409)、アスクル(2678)、サカイ(9039)、帝国電(6333)、ルネサス(6723)、堀場(6856)、浜ホト(6965)、バンナム(7832)、リクルート(6098)、GMO(9449)、シンフォニア(6507)に注目。
 
テクニカル的には、きちり(3082)、ネクステージ(3186)、バロック(3548)、沢井製薬(4555)、小林製薬(4967)、インソース(6200)、帝国電機(6338)、椿本チ(6371)、アクセル(6730)、コジマ(7513)が動兆。