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軒並み円高の推移、カタルーニャ問題が背景か。
【為替】軒並み円高の推移、カタルーニャ問題が背景か。
[概況]

16日午後の外国為替市場は、軒並み円高の推移となっている。米ドル円は、じりじりと水準を切り下げ111.640円まで、このほか、クロス円通貨ペアではユーロ円が131.650円まで、それぞれ本営業日の安値を更新している。

この値動きについて一部の市場関係者からは、本日から米韓合同軍事演習が始まったことで、リスク回避姿勢が高まっていることで円が買われたほか、オーストリア総選挙での極右政党躍進への警戒感やスペイン・カタルーニャ問題への懸念を背景にユーロが売られているようだといった声が聞かれている。

この後の時間については、10月米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:20.0 前回:24.4)の発表を控えており注目されている。

ハリケーンなどの経済的な損失を背景に、前回よりも下回ると予想されており、仮に下回った場合には米ドル売りとなる可能性が高く、米ドル円などは下押ししそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]