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値下がり優勢、小幅続伸 午後に持ち直す
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、小幅続伸 午後に持ち直す
 
 
東証グロース市場は、主力銘柄の一角が大幅に上昇して指数を押し上げた。グロースCoreは上伸。東証マザーズ指数は小幅高。
東証マザーズ指数の終値は前日比2.17ポイント(0.28%)高い775.93だった。前日の米ハイテク株安を受けて売りが先行したが、好業績銘柄などへの買いが次第に優勢となり午後に持ち直した。
後場にプライム銘柄が伸び悩むと「個人などの買いは上昇に勢いの見られるグロース銘柄の一角などに移った」という。
ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)や米重要経済統計の発表を控え、決算など個別に材料が出た銘柄以外に買いは入りにくかったようで、グロース全体では値下がり銘柄の数が5割を超えた。
グロース市場ではM&A総研、そーせい、ギックスが買われた。一方、ビジョナル、フリーが売られた。
値上がり銘柄数206、値下がり銘柄数273と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、ELEMENTS、ギックス、M&A総合研究所がストップ高。アズーム、エコモット、キャンバス、シンメンテホールディングス、トラース・オン・プロダクトなど13銘柄は昨年来高値を更新。セルシード、アディッシュ、エディア、TDSE、メドレックスが買われた。
 
 一方、トラース・オン・プロダクトがストップ安。テクノロジーズ、SBIリーシングサービス、GENOVA、スマサポは昨年来安値を更新。アクシージア、カイオム・バイオサイエンス、サインド、FIXER、オープンワークが売られた。