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日経ジャスダック平均は反発、堅調な値動き
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発、堅調な値動き
 

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比15円48銭高い3953円79銭だった。寄り付き後は半導体関連銘柄が上げ幅を拡大し相場をけん引したことでジャスダック平均はプラスに転じ、堅調な値動きでの推移となった。また、東映アニメーションなどの時価総額上位の銘柄も上げ幅を拡大したことが相場を下支えし、ジャスダック平均は高値引けとなった。ハーモニックやマクドナルド、ワークマンが上昇した。半面、出前館や幼児活動研は下落した。
市場では「ここのところ出遅れ感が目立っていた内需型企業に資金が戻っている。内需型企業の多いジャスダック銘柄にもこの流れで買いが入っているようだ」との指摘があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で669億円、売買高は2億6812万株だった。値上がり銘柄数は348、値下がり銘柄数は258となった。
 
7日にジャスダックに新規上場したファブリカは公開価格(6000円)を上回る6900円で初値を付け、初値を7.1%下回る6410円で初日の取引を終えた。
 
個別では、パウダーテック、京極運輸商事が一時ストップ高と値を飛ばした。ベルグアース、シード平和、クエスト、ジェイテック、木徳神糧など29銘柄は年初来高値を更新。北川精機、放電精密加工研究所、日本エマージェンシーアシスタンス、大塚家具、旭化学工業が買われた。
 
一方、コモ、セルム、アースインフィニティが年初来安値を更新。ベクター、日本ラッド、アミタホールディングス、クラスターテクノロジー、藤田エンジニアリングが売られた。