兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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一進一退の展開か
【オープニングコメント】
一進一退の展開か
15日の日経平均株価は、売り買いが交錯し、日経平均株価は一進一退の展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万3400円−2万3600円。

米ハイテク株などの上昇は東京株式市場でも投資家心理の支えになりそうだ。きょうから始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)では追加の金融緩和策が打ち出されるとの観測が根強い。菅政権発足後の政策を見越し、農業関連や行政のデジタル関連などに物色が広がるかにも注目だ。
一方、きのう14日は、時間外取引での米株価指数先物高が支えとなり、2月17日以来ほぼ7カ月ぶりに2万3500円台を回復した。手がかり材料に乏しく、戻り待ちの売り圧力が強まることも警戒される。
引き続き、時間外取引での米株価指数先物の動向に左右される展開となりそう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(14日終値は105円97−98銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同125円71−75銭)とやや円高方向にある。輸出関連銘柄には、重しとして意識されそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比115円安の2万3305円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■フィット<1436>
5-7月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■バルニバービ<3418>
今期最終は黒字浮上で4期ぶり最高益更新へ。
 
■GA technologies<3491>
11-7月期(3Q累計)経常が73%増益で着地・5-7月期も5.7倍増益。
 
■日東製網<3524>
5-7月期(1Q)経常は35倍増益で着地。
 
■システム ディ<3804>
11-7月期(3Q累計)経常が95%増益で着地・5-7月期は赤字縮小。
 
■Mマート<4380>
上期経常が13%増益で着地・5-7月期も60%増益。
 
■トーシンホールディングス<9444>
5-7月期(1Q)経常は5.3倍増益で着地。
 
■ディー・ディー・エス<3782>
認証ソリューションが累計出荷100万ライセンスを突破。
 
■ラクス<3923>
8月全社売上高は前年同月比30.5%増と高成長が続いた。
 
■日本スキー場開発<6040>
今期配当を7円に修正。
 
■ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>
同業の三好エレベータ、コスモジャパンの株式をそれぞれ取得し子会社化する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
15(火)
【国内】
《決算発表》
パーク24、Link−U、銚子丸
 
【海外】
中国8月鉱工業生産(11:00)
中国8月小売売上高(11:00)
独9月ZEW景況感指数(18:00)
FOMC(〜9/16)
米9月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米8月鉱工業生産(22:15)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。