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反発でスタート、NYダウ上昇で心理改善
【市況】東京株式(寄り付き)=反発でスタート、NYダウ上昇で心理改善
【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比133円06銭高の2万3543円69銭。
前週末のNYダウ平均株価が前営業日比100ドルあまり上昇したがハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は、4日続落と下値模索の動きを続けている。
欧州などでの新型コロナウイルス感染再拡大が経済に与える影響が懸念されているほか、米大統領選の行方や今月最終週から本格化する国内企業の決算発表を控え、東京市場でも模様眺めムードは拭えない。
 
ただ、菅政権による第3次補正予算編成への思惑が下値を支える材料となる。日経平均は上値も重く、2万3000円台半ばで売り物をこなす展開が想定される。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファナック、富士フイルム、武田、トヨタが高く、京セラ、三井物は買われている。半面、日東電工、NEC、コナミHDが軟調となっている。