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日経ジャスダック平均は反発も上値が重い
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発も上値が重い
 

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比17円90銭高い3815円90銭だった。米長期金利の急ピッチな上昇が一服し、新興市場でも投資家心理が上向いた。首都圏に発令されている緊急事態宣言の解除が有力視され、経済活動が正常化するとの期待も相場の支えになった。高度紙やマクドナルド、フェローテクが上昇した。半面、シンバイオやベクター、出前館は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で592億円、売買高は2億752万株だった。値上がり銘柄数は402、値下がり銘柄数は238となった。
 
個別では、シーズメン、アピリッツ、新報国製鉄、日本銀行がストップ高。クルーズ、コモ、ニッポン高度紙工業、東洋ドライルーブ、エムケー精工など7銘柄は昨年来高値を更新。ANAP、イメージ ワン、日本プロセス、フェローテックホールディングス、ビジョナリーホールディングスが買われた。
 
一方、エムケイシステム、まぐまぐ、Speee、室町ケミカル、リベルタなど8銘柄が昨年来安値を更新。ユーラシア旅行社、ウルトラファブリックス・ホールディングス、ダイヤ通商、キタック、コーユーレンティアが売られた。