反発スタート、米株の最高値更新で買い波及
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米株の最高値更新で買い波及
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21日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比187円15銭高の2万8710円41銭。14日に付けた2万8698円を上回った。
前日の米株式市場で主要3指数が決算期待などからそろって最高値を更新したことを受け、東京株式市場にも買いが波及している。バイデン米大統領の就任式で目立った混乱がみられなかったことも買い安心感につながっている。上昇幅は一時、200円を超えた。
外国為替市場ではドルが売られ円高方向に振れているものの、米株市場では主力ハイテク株が決算期待から大幅高に買われ全体相場を牽引しており、この地合いが東京課b式市場にも波及している。日経平均は14日につけた昨年来高値2万8698円を巡る攻防に。
個別ではファーストリテ、太陽誘電、トヨタが高く、資生堂、安川電は堅調となっている。半面、ファナック、東エレクが軟調となっている。