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マザーズ指数は続落、時価総額上位銘が柄軟調
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は続落、時価総額上位銘が柄軟調

東証マザーズ指数は前日比3.70ポイント安の894.24ポイントと続落した。
注目イベントの一つであるFOMCを無難に通過したが、週末のメジャーSQや対中関税発動期限を控えるなか、円相場は一時1ドル=108円台半ばまで円高が進んでおり、積極的にマザーズ市場の上値追いには乏しくなっている。足元のIPO銘柄に対する投資家の関心の高さが窺える地合いから、懸念される指数寄与度の比較的大きい銘柄群からの資金流出などで上値の重しとなっている。
値上がり銘柄数は96、値下がり銘柄数は192となった。
 
12日に新規上場したメドレーは、売り気配で始まり、9時1分に公募・売り出し価格(公開価格、1300円)を30円(2.3%)下回る1270円で初値を付けた。午前の終値は1301円だった。
 
個別では、はてな、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが年初来安値を更新。アクセルマーク、フィット、SOU、みらいワークス、ピアラが売られた。
 
一方、ロードスターキャピタル、マネーフォワード、マクアケ、ホープ、サイバー・バズなど6銘柄が年初来高値を更新。ソレイジア・ファーマ、ALiNKインターネット、バンク・オブ・イノベーション、トランザス、バーチャレクス・ホールディングスが買われた。