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米ドル円は上昇一服も堅調を維持
【為替】米ドル円は上昇一服も堅調を維持
[概況]


13日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は前日までのドル買い先行の流れが一服。概ね109円台半ばを中心に取引された。
この日は前日に軒並み急落となった米株価指数が揃って反発となりリスク選好の流れを受けた円売りの動きが目立つ展開に。基本的な米ドル円の上昇基調は維持される格好となっている。
 
前日の米消費者物価指数(CPI)が予想外の上昇となったことでインフレ懸念が台頭したが、物価上昇は3月にバイデン政権が成立させた1兆9000億ドルの財政支援策の一環である現金給付(1人あたり1400ドル)による影響が大きいとみられ、一時的な動きとの見方も少なくない。
 
テクニカル面では、実線が一目均衡表の雲に支えられた形となっており、その下に転換線および基準線が位置し地合いの急速な良化が窺われる状況。ただ、足元ではRSI14日が70付近で下に撥ね返される傾向がみられることから、応分の調整を伴いつつの動意となりそうだ。
 
 
[提供:AIゴールド証券株式会社]