兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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「ブレグジット進展」
「ブレグジット進展」
 
「ブレグジット進展」
 
NY株式市場は企業の好決算を背景に主要3指数がそろって上昇。
英国とEUはブレグジット協定案を修正することで合意。
ジョンソン英首相は議員に対し19日の下院での特別審議で合意を承認するよう呼び掛けたことも好材料。
ただ北アイルランドの地域政党・民主統一党が19日の議会審議で新たな合意案に反対する意向を表明。
英野党・労働党のコービン党首も新たな合意に労働党は不満だとコメント。
当初は楽観視され株高債券安の展開となったが、その後巻き戻した格好だ。
中国商務省が米国の通商交渉で可能な限り早期に段階的な合意に達し関税の撤回を進展させたいと表明したことは好感。
フィラデルフィア地区連銀業況指数は5.6と9月の12.0から低下。
住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比9.4%減の125万6000戸。
鉱工業生産指数は製造業部門が0.5%低下。
GMのストライキが重しとなり、前月の0.6%上昇から反転した。
市場予想は0.2%低下だった。
前年比では0.9%低下。
10年国債利回りは1.74%水準。
ドル円は108円台後半。
恐怖と欲望指数は47→50に上昇。
 
 
木曜の日経平均は寄り付き21円安、終値21円安。
71銭だけ陽線だが感覚は十字線。
「稀有というわけではないが、珍しいことは確か。
売り方と買い方の勢力が拮抗していることを意味する」という見方だ。
「定石通りの一服。
日経平均の日足は十字線」という声も聞こえる。
東証1部の売買代金は1兆9234億円。
値上がり636銘柄。値下がり1433銘柄。
新高値53銘柄、新安値10銘柄。
騰落レシオは128.10と前日の139.31から低下した。
NT倍率は13.82倍と2000年以降での最高水準。
25日線からは2.8%、200日線からは5.8%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.005%。
買い方▲8.993%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方プラス0.509%。
買い方▲16.789%。
空売り比率は41.1%で147日連続40%超。
Quick調査の10月11日時点の信用評価損率は▲13.63%と2週ぶりの改善。
10月11日時点の裁定売り残は595億円減の1兆5980億円。
5週連続減少。
当限は664億円減の1兆4632億円。
翌限以降は68億円増の1348億円。
同裁定買い残は285億円減の4781億円。
2週連続減少
当限は339億円減の4244億円。
翌限以降は54億円増の537億円。
日経HVは13.1、日経VIは15.45。
日経平均採用銘柄のPERは12.68倍でEPSは1770円。
PBRは1.11倍でBPSは20226円。
シカゴ225先物終値は大証日中比60円高の22520円。
高値22685円、安値22420円。
月足陽線基準は21885円。
週足陽線基準は22472円。
目指すは昨年12月高値22698円。
25日線(21837円)から4%プラスかい離は22710円。
5%プラスかい離は22928円。
ボリンジャーのプラス1σは22150円。
プラス2σは22462円。プラス3σが22774円。
気学では「前場の足取りに反して動く日」。
月曜は「上寄りつけしたら吹き値売り方針の日」。
水曜は「押し込むと小底入れをみる日。突っ込みあれば買い」。
木曜は「押し目買いの日。後場へかけて高きことあり」。
金曜は「飛びつき買い警戒。急伸高値は利入れのこと」。
今年26勝14敗と大幅勝ち越しの金曜日。
 
 
NYダウは23ドル高の270025ドルと反発。
高値は27112ドル。
NASDAQは32ポイント高の8156ポイント。
高値は8183ポイント。
S&P500は8ポイント高の2997ポイント。
高値は3008ポイント。
ダウ輸送株指数は63ポイント高の10496ポイント。
SOX指数は0.34%の上昇。
VIX指数は13.84。
225先物CME円建ては大証日中比60円高の22520円。
ドル建ては大証比日中比60円高の22520円。
大証夜間取引終値は日中比50円高の22510円。
ドル円は108.64円。
10年国債利回りは1.75%。
2年国債利回りは1.58%。
 
 
スケジュールを見てみると・・・
 
18日(金):消費者物価、米CB景気先行総合指数、米EU報復関税発動、中国各種経済指標
週末:英国議会が定めたEUとの離脱合意案締結期限
21日(月):貿易統計、全産業活動指数
22日(火):即位正殿の儀、祝賀パレード、東京休場、米中古住宅販売
23日(水):米FHFA住宅価格指数
24日(木):東京モーターショー、米耐久財受注、新築住宅販売、ECB定例理事会
25日(金):独IFO景況感
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
フジコー(2405)・・・動兆
 
フジコーに注目する。
同社は工事現場で発生する木くず等の産業廃棄物を中心とした各種廃棄物の中間処理(破砕、焼却等)が中核。
白蟻防除や朽家屋等の解体工事も手掛けている。
「住まいと環境を守る」をテーマにバイオマスと環境リサイクルで豊かな循環型社会創造に貢献。最新鋭の処理施設と技術導入=「信頼と安心感」。
食品リサイクル事業のパイオニア=「農業との連携」。
廃棄物処分業としてのバイオマス発電=「収益と環境」。
森林資源でのバイオマス発電・電力小売り=「地産地消」だ。
「ESG」のE(環境)関連のど真ん中銘柄だ。
 

(兜町カタリスト櫻井)