兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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アノマリー
「アノマリー」
朝の都心は気温9.9度。
1986年以来31年ぶりの10月の10度割れ。
日経平均は1988年以来29年ぶりの13連騰。
天気も株価に負けないほどの時間軸となった。
10月19日ブッラクマンデー30周年。
前日のNY市場では話題にもならずIBMの独歩高。
そしてアジア時間で10月19日の東京市場でも話題にはならず。
1987年のことだったから忘却の彼方なのだろう。
そして目指している13連騰は1988年。
時間軸は長くなってきたのだが・・・。
 
「9月は株にとって最悪の月」は今年は当てはまらなかった。
「10月は上旬軟調、下旬から復調」というのも該当せず。
日経元旦朝刊の見出し「当たり前もうない」はこんなところで効いてきたのだろうか。
9月高→10月高の動きだけは今年もあった。
 
「ハロウィーン効果」の時期になってきた。
10月末に株式を買って翌4月末に売れば最も効率的にリターンを上げることができるというアノマリー。
1971年から2016年までの期間で34勝11敗。
リーマン・ショック以降は7勝2敗。
過去10年11月株高の確率は60%。
低いと見るかフツーと見るかは別にして、少なくとも悪くはない。
ところで10月20日の上昇確率は77%。
ひょっとして14連騰の布石かも知れない。
そして「ブラックマンデー記念日の相場は高い」というアノマリーもある。
選挙結果が出た後の10月23日の上昇確率は43%。
 
10月最終週のアノマリーというのもある。
月曜プラス、火曜マイナス、水曜プラス、木曜プラス、金曜プラス。
11月の3連休明けの日経平均株価は1998年以降ほとんど上昇というのもアノマリー。
上昇の特異日は1月14日(上昇確率79%)、下落の特異日は11月7日(上昇確率29%)
11月の最終週は株高。
ブラックフライデー前後は株高のアノマリー。
そして・・・。
横浜ベイスターズが日本一になると経済にピックウェーブが来る。
(1960年からの高度成長、1998年からのデフレ不況)。
大発会の日の騰落がその年の年間騰落と一致しやすいというアノマリーもあった。
時々振り返らないとアノマリーとは忘れてしまいがちなもの。
 
HMT(6090)jは11時30分にプレスリリース。

「東洋紡とHMT、うつ病関連バイオマーカー用酵素の量産技術を確立」
を11:30にリリース致しました。
 
東洋紡株式会社様とHMTは、共同研究により、
うつ病関連バイオマーカーの測定に使用される酵素の量産技術を確立しました。
 
HMTは、2018年度中に幅広い研究機関へ本キットを販売するために、
製造販売体制の構築を進め、うつ病の診断に新たな可能性を広げることを目指します。



(櫻井)。