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日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、利益確定売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、利益確定売り
 
日経ジャスダック平均は外部環境の悪化を受けるかたちで4日ぶりに反落して終わった。前日比11円10銭安い3343円13銭だった。
米中貿易摩擦の懸念やイタリアにおける政治不安などにより、前日の欧米株式市場が下落となった流れを受けて日経平均などが下げるなか、ジャスダック市場にも利益確定売りが先行した。

その後は、朝方にかけて円高に振れていた為替が一服するに伴って、次第に東証一部銘柄などにも買い戻しがみられ、ジャスダック市場も次第に下値を固めていく展開となった。その後は狭いレンジでの小動きにとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で247億円、売買高は4629万株だった。
値上がり銘柄数は240、値下がり銘柄数は330となった。
 
個別では、守谷商会、平安レイサービス、アプライド、白鳩、テリロジーなど10銘柄が年初来安値を更新した。セキチュー、LCホールディングス、カーメイト、多摩川ホールディングス、大日光・エンジニアリングが売られた。
 
一方、アテクトがストップ高となり、助川電気工業は一時ストップ高となった。ドーン、アエリア、ULSグループ、オリコン、鈴茂器工など6銘柄は年初来高値を更新した。日本精密、日邦産業、ASIAN STAR、リバーエレテック、アビックスが買われた。