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日経ジャスダック平均は反落、リスク回避の売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、リスク回避の売り
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前週末比20円68銭安の3961円87銭だった。
朝方に大阪北部で地震が発生し、投資家心理を冷やした。被害状況を見極めたいとしてリスク回避の売りが出た。市場では「東証マザーズ市場に19日上場するメルカリ株を初値が付いた後に買うため、他の新興企業株に換金売りが出た」との声も聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で566億円、売買高は1億551万株だった。値上がり銘柄数は200、値下がり銘柄数は465となった。
 
個別では、シンクレイヤ、ヒップ、プラネット、夢みつけ隊、YKTなど50銘柄が年初来安値を更新。シーズメン、明豊エンタープライズ、ラクオリア創薬、エスケーエレクトロニクスが売られた。
 
一方、ヤマザキ、中央経済社ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、UTグループ、ソーバル、日本マクドナルドホールディングス、トシン・グループなど20銘柄は年初来高値を更新。オービス、KeyHolder、ODKソリューションズ、オリコン、フジタコーポレーションが買われた。