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8円高 続伸スタート、買い先行も売り買い交錯
【市況】東京株式(寄り付き)=8円高 続伸スタート、買い先行も売り買い交錯
【寄り付き概況】

17日の寄り付きの日経平均株価は、前週末比8円38銭高の2万2605円73銭と小幅に3日続伸してスタート。前週末13日に大幅高となった動きが継続し、買いが先行したようだ。
 
前週末の日経平均は400円を超える上昇をみせたが、225採用の値がさ株などが大きく上昇した影響もあり、やや偏った上げ足でその反動も意識されるだろう。
前日の米国株市場ではNYダウが続伸したが、外国為替市場では1ドル=112円第30銭近辺の推移と円安が一服していることもあって輸出株中心に利益確定の売りも出やすいタイミングにある。米中貿易摩擦を背景とした中国景気減速への警戒感もくすぶっている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に空運、その他製品、倉庫、ゴム製品、その他金融など。
 
 個別では、ソフトバンクGが買いを集めて12営業日続伸し、任天堂は大幅高。トヨタ、スズキが上伸し、ブリヂストン、KDDI、NTTドコモが高く、三菱UFJ、第一生命は堅調となっている。
半面、ソニーが売られ、東エレクは小甘く、キーエンス、SMCは大幅安でエーザイが利益確定売りに押され、武田、アステラス薬、ファーストリテが安く、ユニー・ファミマも値下がりしている。
 
 
225先物は、GS・SBI・クレディ・みずほ・パリバ・野村・JPが買い越し。
アムロ・ソジェン・日興・モルスタが売り越し。
TOPIX先物は野村・ソジェン・みずほ・クレディ・GSが買い越し。
バークレイズ・大和・UBS・ドイツ・JP・アムロが売り越し。
 
テクニカル的には、東芝プラ(1983)、アウトソ(2427)、三交(3232)、メディアドゥ(3678)、GMOPG(3769)、LINE(3938)、サイバーエージェ(4751)、日エンタ(4829)、三星ベ(5192)、ライドオン(6082)、オプトラン(6235)、竹内製(6432)、シスメックス(6869)、リロ(8876)、NTTデータ(9613)が動兆。