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米ドル円は108円台半ばで推移、一方で英ポンド円が乱高下
【為替】米ドル円は108円台半ばで推移、一方で英ポンド円が乱高下
[概況]

 
17日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時108.450円まで下落し、軟調に推移した。10月フィラデルフィア連銀業況指数(予想:8.0 結果:5.6)や9月米鉱工業生産 (予想:前月比-0.1% 結果:-0.4%)などの米経済指標が事前の予想値を下回ったことなどを受け、米ドル円は売りが優勢となった。
 
一方、クロス円では英ポンド円が乱高下となった。欧州取引時間帯の序盤に英国と欧州連合(EU)が離脱協定案で合意に達したとの内容が報道されると、英ポンド円は一時141.52まで上昇するも、その後これまで保守党と連携してきた北アイルランド民主統一党(DUP)が、今回の新たな合意案は支持できないと表明したことで英議会での承認は不透明となり、英ポンド円は一転し138円台後半まで戻り売りの展開となった。
 
その後、英ポンド円は139円台後半付近で推移。19日に行われる英議会の承認決議が今後、英ポンドの行方を左右することとなりそうだ。
 


[提供:カネツFX証券株式会社]