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値上がり優勢、好決算銘柄への買い
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、好決算銘柄への買い

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreは上伸。東証マザーズ指数の前引けは前日比8.90ポイント(1.15%)高い784.83だった。一時、789.08と取引時間中としては1カ月半ぶりの高水準となった。米国のインフレが鈍化するとの見方から1月31日の米株式相場が上昇し、国内のグロース銘柄にも買いが及んだ。好決算を発表した銘柄への買いも支えになった。
 
日本時間2日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が明らかになる。市場では「結果発表後の動向が読みきれないため、積極的に買いを入れる様子はみられない」との声が聞かれた。
 
東証グロース市場では、マイクロ波が上昇した。増益決算を発表したGセキュリが制限値幅の上限)まで買われた。一方、M&A総研やCANBASは下落した。
値上がり銘柄数310、値下がり銘柄数162と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではジェイテック、グローバルセキュリティエキスパート、ELEMENTS、トラース・オン・プロダクトがストップ高。TDSEは一時ストップ高と値を飛ばした。クリアル、アドバンスト・メディア、そーせいグループ、キャンバス、グッピーズなど20銘柄は昨年来高値を更新。タメニー、ベガコーポレーション、ストレージ王、ハウテレビジョン、ヘリオスが買われた。
 
 一方、ニフティライフスタイル、SBIリーシングサービス、GENOVA、スマサポが昨年来安値を更新。エコモット、M&A総合研究所、アズーム、ドリコム、ナノキャリアが売られた。