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3日ぶり反落スタート、中国に追加制裁関税で警戒
【市況】東京株式(寄り付き)=3日ぶり反落スタート、中国に追加制裁関税で警戒
【寄り付き概況】

日経平均株価は、前週末比52円48銭安の2万3042円19銭と3日ぶりに反落。
3連休明けの東京株式市場は軟調なスタート。
 
前週末に日経平均はフシ目の2万3000円大台ラインを突破したことでリスクオンの流れが鮮明となったが、前日の米国株市場でNYダウが5日ぶりに反落したことや、足もと外国為替市場で1ドル=111円台70銭近辺と円高傾向に振れていることから、目先利益確定の売り圧力が優勢となっている。
トランプ米政権による対中国の追加関税第3弾を24日から発動すると発表したことで、米中貿易摩擦問題の激化懸念から全体相場にネガティブに作用している。
 
 寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、保険、石油、ガラス土石、精密機器など。一方、値下がりで目立つのは海運、建設、情報通信など。
個別では、ソフトバンクGの売りが膨らみ、ファーストリテは小幅安。東エレク、村田製が下落し、ファナック、キーエンスも下押している。トヨタ、ホンダもさえない。
 
半面、武田が大量の買いで上伸。任天堂、日本郵政、NTTドコモ、KDDIが値上がりし、JAL、ANA買われている。
 
テクニカル的には、三井松島(1518)、片倉(3001)、クオール(3034)、バイタル(3151)、コムチュア(3844)、AOI(3975)、日曹達(4041)、セ硝(4044)、EPS(4282)、ツムラ(4540)、CTC(4739)、コニカ(4902)、タカラバイオ(4974)、ノリタケ(5331)、日立金(5711)、三菱マテ(5711)、東邦チタ(5727)、UACJ(5741)、三浦工(6005)、OSG(6136)、三井海洋(6269)、技研製(6289)、新東工(6339)、荏原(6361)、富士電(6504)、Mimaki(6628)、アンリツ(6754)、日電子(6951)、名村造(7014)、いすゞ(7201)、ネットワン(7518)、ニコン(7731)、商事(8058)、岩谷(8088)、東邦(8129)、オリムピック(8289)、SBI(8473)、中京銀(8530)、第一生命(8750)、東祥(8920)、ハマキョウ(9037)、住友倉(9303)、HIS(9603)、福井コン(9790)、Tナカヤマ(9830)、王将(9936)、スズケン(9987)が動兆。