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日経ジャスダック平均は4日続伸、連日で昨年来高値を更新
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日続伸、連日で昨年来高値を更新
 
 
日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比12円26銭高い3965円07銭だった。連日で昨年来高値を更新した。
前日の米国株式市場は、新型肺炎の患者が米国内で発見されたことで感染拡大の懸念が高まり、主要指数は下落した。この流れを受けて、日経平均は小幅安で寄り付いたが、「次第に個人投資家などの押し目買いが優勢となった」ため、プラス圏を回復した。個人投資家の資金が値動きの軽い銘柄に向かった。
新型肺炎への感染拡大への警戒が広がるなか、関連銘柄とみなされた興研や重松製が大幅高となり、同市場の売買代金ランキングで上位につけた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で684億円、売買高は8123万株だった。値上がり銘柄数は352、値下がり銘柄数は267となった。
 
個別では、大木ヘルスケアホールディングス、中京医薬品、光・彩、サンウッド、KYCOMホールディングスがストップ高。太洋基礎工業、ETSホールディングス、佐藤渡辺、燦キャピタルマネージメント、きょくとうなど48銘柄は昨年来高値を更新。重松製作所、ケア21、プラコー、ハビックス、クエストが買われた。
 
一方、小倉クラッチがストップ安。オンキヨーは昨年来安値を更新。京写、中央化学、大日光・エンジニアリング、オータケ、ウエストホールディングスが売られた。