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日経ジャスダック平均は続落、投資家心理が悪化
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続落、投資家心理が悪化
 

日経ジャスダック平均株価は前日比46円65銭(1.20%)安の3843円01銭と続落した。3月中旬以来、2カ月ぶりの安値となった。
米金融緩和政策の縮小懸念などから投資家心理が悪化しており、新興企業市場でも売りが優勢となった。ジャスダックでは、東証1部の半導体株安を映して半導体・電子部品関連株の下げが目立った。ただ、個別では商いを伴って上昇した銘柄も見られた。
フェローテクのほか、今期の業績見通しを据え置いたフルヤ金属が売られた。半面、Tホライゾンは上昇した。
売買代金は概算718億円、売買高は8492万株だった。値上がり銘柄数は103、値下がり銘柄数は525となった。
 
個別ではホロン、フルヤ金属、中央化学がストップ安。インターライフホールディングス、日本電技、滝沢ハム、ドーン、Shinwa Wise Holdingsなど66銘柄は年初来安値を更新。幼児活動研究会、オリコン、澤田ホールディングス、ハビックス、santecは値下がり率上位に売られた。
 
 一方、テセック、遠藤製作所、ファミリーがストップ高。nms ホールディングス、テクノホライゾン、芝浦電子、テイン、クロスフォーなど7銘柄は年初来高値を更新。GFA、グラファイトデザイン、シキノハイテック、両毛システムズ、アイビー化粧品は値上がり率上位に買われた