兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

マザーズ指数は反落、売り優勢の展開
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、売り優勢の展開

東証マザーズ指数は前日比29.63ポイント安の807.92ポイントと反落。
米株安を引き継いだマザーズ指数は825.92ポイントと大きく下落してスタート。朝方は自律反発狙いの買いから一時833.48ポイントまで値を戻す場面も見られたが、買いは続かずすぐに失速。米長期金利の上昇を警戒したグロース売りが東京市場でも広がり、マザーズ市場の銘柄はほぼ全面安の展開に。リスクオフムードが強まるなか、昼頃からは時間外取引の米株価指数先物が下げ足を速めたこともあり、マザーズ指数は終盤まで売り優勢の展開が続いた。
メルカリやビジョナル、JTOWERが下落した。半面、アンジェスやエクサWiz、アイドマHDは上昇した。
 
市場からは「業績の上方修正など分かりやすい好材料が出ない限り、足元の流れで新興銘柄を積極的に買おうと考える個人投資家は少ない」(国内証券ストラテジスト)との声があった。
売買代金は概算で1541.39億円。騰落数は、値上がり32銘柄、値下がり379銘柄、変わらず6銘柄となった。
 
個別では、キャンバスがストップ安。Lib Work、フィット、ケアネット、トランスジェニック、ASJなど169銘柄は昨年来安値を更新。ツクルバ、Green Earth Institute、インフォネット、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、プレイドが売られた。
 
一方、バーチャレクス・ホールディングス、シック・ホールディングスがストップ高。True Dataは一時ストップ高と値を飛ばした。海帆、UUUM、HYUGA PRIMARY CARE、スローガン、窪田製薬ホールディングスが買われた。