416円高 ワクチン期待でリスク選好
東京株式(前引け)=416円高 ワクチン期待でリスク選好
25日午前の日経平均株価は続伸し、午前の終値は前日比416円39銭高の2万6581円98銭だった。一時、2万6700円を上回り、取引時間中としてはおよそ29年半ぶりの高値まで上げた。
前日に続きリスク選好の流れで、主力株を中心に大きく買われる銘柄が目立った。前日の米国株市場でバイデン新政権への移行が順調に進むとの見方が後押しし、NYダウが初の3万ドル大台に乗せたことが市場心理を一段と強気に傾けた。
日本時間午前の米株価指数先物が堅調に推移していることも相場を支え、一時上げ幅は500円を超えた。
ただ、日経平均株価は短期急騰によるスピード警戒感もあり、前場後半はやや伸び悩む形となっている。11月に入り3000円超上昇していて25日移動平均からは7%超、上方に乖離(かいり)している。2万6500円前後の水準では高値警戒感も強く、買い一巡後は上昇が大きな銘柄を中心に利益確定の売りも出て上げ幅はやや縮小した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。TOPIXは一時、1790ポイントを上回り、取引時間中としては2018年10月以来およそ2年1カ月ぶりの高水準となる場面もあった。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5333億円、売買高は7億6602万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1296と、全体の約6割を占めた。値下がりは786銘柄、変わらずは95銘柄だった。
業種別株価指数(33業種)は海運業、鉱業、鉄鋼、非鉄金属が上昇率上位となった。電気・ガス業、陸運業などは下落。
個別では、一時4%超高となったファストリは1銘柄で80円近く指数を押し上げた。原油先物相場の上昇を受け、国際石開帝石、出光興産、ENEOSなども高かった。郵船、川崎汽、商船三井など海運が買われた。オリックスは大幅高。ソフトバンクG、三菱UFJ、エムスリーが締まり、JALは大きく値を上げた。
一方、前日に決済サービスで障害が発生した楽天は下げた。ニチレイ、味の素、キッコマンは軟調だった。トヨタ、レーザーテック、JR東日本、JR東海、味の素、中部電は売られた。
東証2部株価指数は前日比14.38ポイント高の6481.33ポイントと7日続伸した。
出来高1億1625万株。値上がり銘柄数は211、値下がり銘柄数は173となった。
個別では、松尾電機、セキドがストップ高。日創プロニティ、アサヒ衛陶、加地テック、宮入バルブ製作所、FDKなど6銘柄は年初来高値を更新。ユニバンス、アマテイ、日本パワーファスニング、オーナンバ、イサム塗料が買われた。
一方、サイバーステップが年初来安値を更新。ツインバード工業、新内外綿、鈴与シンワート、イクヨ、省電舎ホールディングスが売られた。
前日に続きリスク選好の流れで、主力株を中心に大きく買われる銘柄が目立った。前日の米国株市場でバイデン新政権への移行が順調に進むとの見方が後押しし、NYダウが初の3万ドル大台に乗せたことが市場心理を一段と強気に傾けた。
日本時間午前の米株価指数先物が堅調に推移していることも相場を支え、一時上げ幅は500円を超えた。
ただ、日経平均株価は短期急騰によるスピード警戒感もあり、前場後半はやや伸び悩む形となっている。11月に入り3000円超上昇していて25日移動平均からは7%超、上方に乖離(かいり)している。2万6500円前後の水準では高値警戒感も強く、買い一巡後は上昇が大きな銘柄を中心に利益確定の売りも出て上げ幅はやや縮小した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。TOPIXは一時、1790ポイントを上回り、取引時間中としては2018年10月以来およそ2年1カ月ぶりの高水準となる場面もあった。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5333億円、売買高は7億6602万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1296と、全体の約6割を占めた。値下がりは786銘柄、変わらずは95銘柄だった。
個別では、一時4%超高となったファストリは1銘柄で80円近く指数を押し上げた。原油先物相場の上昇を受け、国際石開帝石、出光興産、ENEOSなども高かった。郵船、川崎汽、商船三井など海運が買われた。オリックスは大幅高。ソフトバンクG、三菱UFJ、エムスリーが締まり、JALは大きく値を上げた。
一方、前日に決済サービスで障害が発生した楽天は下げた。ニチレイ、味の素、キッコマンは軟調だった。トヨタ、レーザーテック、JR東日本、JR東海、味の素、中部電は売られた。
東証2部株価指数は前日比14.38ポイント高の6481.33ポイントと7日続伸した。
出来高1億1625万株。値上がり銘柄数は211、値下がり銘柄数は173となった。
個別では、松尾電機、セキドがストップ高。日創プロニティ、アサヒ衛陶、加地テック、宮入バルブ製作所、FDKなど6銘柄は年初来高値を更新。ユニバンス、アマテイ、日本パワーファスニング、オーナンバ、イサム塗料が買われた。
一方、サイバーステップが年初来安値を更新。ツインバード工業、新内外綿、鈴与シンワート、イクヨ、省電舎ホールディングスが売られた。