兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

マザーズ指数は反発、投資家心理の改善
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反発、投資家心理の改善

東証マザーズ指数は前週末比26.85ポイント高の1225.21ポイントと反発。
新型コロナワクチン開発進展や為替の円安進行を好感し日経平均株価が年初来高値を更新したことで買い安心感が広がり、新興市場は物色の圏外ながら、投資家心理の改善に恩恵を受けて堅調な値動となった。BASEやメルカリ、AIinsなどの新興IT関連の値がさ株が上昇した。半面、アンジェスやそーせいなどの医薬・バイオ関連の一角は下落した。
市場関係者は「ウィズコロナとみなされているインターネット関連株が買い直された」と指摘した。一方、東証1部の大型株が物色された反動で、前週末まで上昇し過熱感があった銘柄は売りが優勢だった。
値上がり銘柄数は218、値下がり銘柄数は104となった。
 
個別では、メディカルネットがストップ高。オークファン、アララ、新日本製薬、ドラフト、エヌ・ピー・シーなど7銘柄は年初来高値を更新。レントラックス、ホープ、サンバイオ、キャリア、リグアが買われた。
 
 一方、ジェイック、Branding Engineerが年初来安値を更新。ランサーズ、フィーチャ、はてな、アイリックコーポレーション、和心が売られた。