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小幅反落、円安一服で利益確定売りが先行
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅反落、円安一服で利益確定売りが先行
【寄り付き概況】

11日の日経平均株価は前日比19円80銭安の2万803円71銭で寄り付いた。円安一服が重しとなり、利益確定売りが先行した。
 
前日の米国株市場では上値追い基調を継続、NYダウは3日ぶりに反発し過去最高値を更新した。世界経済の順調な拡大に向けた共通認識が強まるなか、東京市場でもリスク選好の流れが続き、2015年6月の“アベノミクス高値”である2万868円奪回が目前となっている。
ただ、日経平均は前日まで6日続伸で日経225ベースの騰落レシオは225%まで上昇、過熱警戒感からの利益確定売りも出やすいところ。今週末にオプションSQを控え、買いが途切れると先物を絡め、いったん下値を試す可能性もある。
 
午前8時50分に発表された8月の機械受注統計で民間設備投資の先行指標となる船舶、電力を除く民需の受注額は前月比3.4%増と市場予想の同1.0%増を上回ったが、直後の為替市場での反応は見られなかった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、14業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、保険、水産、紙パルプ、非鉄など。値下がりで目立つのは鉄鋼、倉庫、海運など。
 
 個別では、トヨタ、SUBARU、ズキはが売られ、ソニー、キーエンスは軟調。KDDI、OLC、大東建託は反落。新日鉄住が値を下げ、神戸鋼は売り気配。
半面、パナソニック、ティアック、ファナックは小幅高。任天堂、花王、塩野義が買われ、ソフトバンクG、ファーストリテ、リクルートHD、三菱UFJ、日本郵政、東京海上などがしっかり。
 
また、中小型株の循環物色の流れが続きそうだ。
前日はマザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに続伸。特にマザーズ指数の上昇が目立った。北朝鮮情勢への警戒が和らぎ、PKSHA<3993>など従前より人気の直近IPO銘柄が活況を見せていた。