兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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前場終値比で横ばい圏も買い優勢
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値比で横ばい圏も買い優勢
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比123円41銭高の2万4056円54銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、6.99ポイント高の1735.71で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにしっかり。アジアの株価指数が全般に堅調で、為替も円安基調で推移するなど市場を取り巻く環境が良いため、主力株中心に買い優勢の状態が続いている。
 
外国為替市場では、1ドル=110円20銭近辺で推移。中国の上海総合指数は上昇している。
 
個別では、ソニー、東エレク、SUMCOが堅調。SUBARUが大きく値を上げ、ファナック、SMC、コマツ、日本製鉄、商船三井、三菱商は買われている。任天堂は強含み。ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友も上昇している。
 
半面、第一三共が小幅に反落し、資生堂、JTは軟調。トヨタはさえない。アドバンテス、村田製、太陽誘電は続落している。
 
今後の業績・株価回復が期待できる「出遅れ景気敏感株」を探る動きもなお活発と言える。国内でも今月下旬から決算発表シーズンが始まるのを前に、日経平均は高値もち合いを維持しつつ、個別株やセクターでは循環的な物色が続くとみておきたい。