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日経平均株価は上げ幅を縮小
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は上げ幅を縮小
【後場寄り付き概況】

18日後場寄り付きの。日経平均株価は、前営業日比55円50銭高の2万2507円36銭で始まった。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、2.09ポイント安の1622.07で始まった。
日経平均株価はプラス圏を維持しているものの伸び悩み、東証株価指数(TOPIX)は値を消している。高値警戒感が広がり、売り圧力が強まった。
 
午前に発表された中国の7〜9月期の実質国内総生産(GDP)成長率は過去最低を更新した。前引けにかけては中国の景気対策が期待されるとの見方から建機など中国関連に買いが膨らんだが、上海株が軟調なことから、後場は一転して、中国関連に短期筋などの売りが優勢となった。薄商いの中、投機家の影響も大きいという。
 
東証株価指数(TOPIX)は下げに転じた。
 
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約408億円成立した。
  
個別では、SUMCO、太陽誘電、スクリンが高い。ファナック、キーエンス、村田製はしっかり。SMC、コマツも買いを集めている。楽天が堅調。ファーストリテは上げ幅を縮めている。
半面、任天堂がじり安。東エレク、ソニーがさえない。トヨタは弱含み。資生堂は売りが優勢。三菱UFJ、三井住友がマイナス圏に転じている。