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「監査部の言うこと聞いて会社消え」
「監査部の言うこと聞いて会社消え」


「監査部の言うこと聞いて会社消え」

水曜のNY株式市場で主要3指数は下落。
「消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控え警戒感が拡大」との解釈。
一方、個人投資家の間で人気の高い「ミーム株」は一部が急騰。
エスロン・メディカルは388.2%急騰。
GEOグループが38.4%上昇。
ワールド・レスリング・エンターテイメントが10.9%上昇。
クローバー・ヘルス、AMCエンターテインメント、ベッド・バス・アンド・ビヨンドは下落。
個人投資家が過去2週間で「ミーム株」に投じた資金は12.7億ドル。
ゲームストップ株中心に熱狂的な取引が拡大した今年1月のピーク時と同水準になった。
またヘッジファンドによるミーム株に対する空売りはしばらく積み上がっていた。
「投機のサインだ」という声が聞こえる。
市場はCPI待ちの状態。
CPIは前月比0.4%上昇と予想されている。
10年国債利回りは一時1.472%まで低下。
10年国債利回りは1.492%。
1.5%を下回るのは5月以来のこと。
2年国債利回りは0.156%。
ドル円は109円台半ば。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは前日の3週間ぶり安値から戻し8%高の3万6114ドル。
WTI原油先物は0.09ドル(0.12%)安の69.96ドル。
SKEW指数は150.71。
恐怖と欲望指数は50→50。

水曜のNYダウは152ドル(0.44%)安の34447ドルと3日続落。
NASDAQは13ポイント(0.09%)安の13911ポイントと4日ぶりに反落。
S&P500は7ポイント(0.18%)安の4219ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は192ポイント安の15288ポイントと反落。
SOX指数は0.40%安の3158ポイントと3日続落。
VIX指数は17.89。
合算売買高は115.3億株(前日は118.2億株、過去20日平均は107.4億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比15円安の2882円。
ドル建ては大証比日中比20円安の28820円。
ドル円は109.62円
10年国債利回りは1.492%。
2年国債利回りは0.156%。

水曜の日経平均は寄り付き62円安。
終値は102円安の28860円と続落。
下落率は0.35%。
日足は3日連続で陰線。
日中値幅は131円。
後場はわずか38円。
TOPIXは0.28%下落で7日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は1.22%上昇で3日続伸。
日経ジャスダック平均は0.04%下落で3日ぶりに反落。
東証1部の売買代金は2兆3030億円(前日2兆1864億円)。
97日連続で2兆円超。
値上がり972銘柄(前日1399銘柄)。
値下がり1106銘柄(前日692銘柄)。
新高値128銘柄(前日104銘柄)。
5日連続で3ケタ。
新安値17銘柄(前日16銘柄)。
騰落レシオは107.79(前日107.45)。
NTレシオは14.75倍(前日14.76倍)。
7日連続で14倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
横ばいの25日線(28636円)から△0.78%。
9日連続で上回りサポート。
横ばいの75日線は29164円。
22日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(269806円)からは△7.26%(前日△7.76%)。
右肩下がりの5日線(28968円)から▲0.37%。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.176%(前日▲15.372%)。
買い方▲6.624%(前日▲6.606%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲7.449%(前日▲6.890%)。
買い方▲15.910%(前日▲16.994%)。
空り比率は40.9%(2日ぶりに40%超:前日39.8%)。
空売り規制なしの比率は6.9%(前日7.5%)。
Quick調査の6月4日時点の信用評価損率は▲8.33%(前々週▲8.82%)。
3週連続で好転。
6月4日時点の裁定売り残は71億円減の8035億円。
(当限は8035億円)
4週連続で減少。
6月4日時点の裁定買い残は663億円減の4832億円。
(当限は4699億円)。
4週ぶりに減少。
日経VIは19.73(前日19.76)と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは14.21倍(前日14.21倍)。
6日連続で14倍台。
前期基準では18.11倍。
EPSは2031円(前日2033円)。
2日連続で減少。
225のPBRは1.25倍。
BPSは23088円(前日23170円)
日経平均の益回りは7.04%(前日7.02%)。
配当利回りは1.83%。
10年国債利回りは0.065%。
東証1部全銘柄だと予想PERは16.36倍。
前期基準では21.00倍。
PBRは1.33倍。
東証1部単純平均株価は4円安の2410円。
東証1部売買単価は2315円(前日は2354円)。
東証1部時価総額は726兆円(前日は7287兆円)。
15日連続で700兆円超。
ドル建て日経平均は263.67(前日264.68)。
水曜のシカゴ225先物終値は大証日中比15円安の28825円。
高値は29015円、安値は28765円。
225先物大証夜間取引終値は日中比10円安の28830円。
気学では「後場高き日なれど、吹き値売り方針良し」。
金曜は「不時の高下を見せる日。逆張り良し」。
ボリンジャーのプラス1σが29138円。
プラス2σが29640円。
5月10日のマドは29661円。
一目均衡の雲の下限が29212円。
上限は29511円。
勝手雲の上限は28595円。
9日連続で上回った。
今日は白くねじれる。
RSIが67.58(前日71.68)。
RCIが82.42(前日88.74)。
日銀は32日連続でETFを買わず。
水星は逆行9日目。
終了は24日。
5月SQ値は27748円
3月メジャーSQ値は29282円。
アノマリー的には「変化日」。

《今日のポイント6月10日》

(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は下落。
   「消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控え警戒感が拡大」との解釈。
   10年国債利回りは1.492%。
   1.5%を下回るのは5月以来のこと。
   2年国債利回りは0.156%。
   ドル円は109円台半ば。
   SKEW指数は150.71。
   恐怖と欲望指数は50→50。

(2)ダウ輸送株指数は192ポイント安の15288ポイントと反落。
   SOX指数は0.40%安の3158ポイントと3日続落。
   VIX指数は17.89。
   合算売買高は115.3億株(前日は118.2億株、過去20日平均は107.4億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比15円安の2882円。

(3)東証1部の売買代金は2兆3030億円(前日2兆1864億円)。
   新高値128銘柄(前日104銘柄)。
   5日連続で3ケタ。
   新安値17銘柄(前日16銘柄)。
   騰落レシオは107.79(前日107.45)。
   NTレシオは14.75倍(前日14.76倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)横ばいの25日線(28636円)から△0.78%。
   9日連続で上回りサポート。
   横ばいの75日線は29164円。
   22日連続で下回った。
   右肩上がりの200日線(269806円)からは△7.26%(前日△7.76%)。
   右肩下がりの5日線(28968円)から▲0.37%。
   2日連続で下回った。

(5)空り比率は40.9%(2日ぶりに40%超:前日39.8%)。
   空売り規制なしの比率は6.9%(前日7.5%)。
   Quick調査の6月4日時点の信用評価損率は▲8.33%(前々週▲8.82%)。
   3週連続で好転。
   6月4日時点の裁定売り残は71億円減の8035億円。
   (当限は8035億円)
   4週連続で減少。
   6月4日時点の裁定買い残は663億円減の4832億円。
   (当限は4699億円)。
   4週ぶりに減少。
   日経VIは19.73(前日19.76)と低下。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.176%(前日▲15.372%)。
   買い方▲6.624%(前日▲6.606%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲7.449%(前日▲6.890%)。
   買い方▲15.910%(前日▲16.994%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.21倍(前日14.21倍)。
   EPSは2031円(前日2033円)。
   BPSは23088円(前日23170円)
   日経平均の益回りは7.04%(前日7.02%)。

(8)東証1部時価総額は726兆円(前日は7287兆円)。
   ドル建て日経平均は263.67(前日264.68)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが29138円。
   プラス2σが29640円。
   5月10日のマドは29661円。
   一目均衡の雲の下限が29212円。
   上限は29511円。
   勝手雲の上限は28595円。
   9日連続で上回った。
   今日は白くねじれる。
   RSIが67.58(前日71.68)。
   RCIが82.42(前日88.74)。
   日銀は32日連続でETFを買わず。
   水星は逆行9日目。
   終了は24日。
   5月SQ値は27748円
   3月メジャーSQ値は29282円。
   アノマリー的には「変化日」。


今年の曜日別勝敗(6月9日まで)

月曜14勝7敗
火曜11勝10敗
水曜10勝12敗
木曜14勝6敗
金曜11勝11敗

米上院は「米国イノベーション・京周防法案」を可決。
AIや量子、次世代電池、生物技術など先端技術の研究開発に290億ドル3.2兆円)を投じる。
また半導体の工場や研究開発拠点には530億ドルの補助金。
「GDP比で中国の半分も基礎研究に資金を出していない」という危機感が背景だ。
一方で半導体はいずれ供給過剰になり「誰も必要としない半導体をつくるゾンビ工場誕生」の可能性もある。
80年代の敵は日本、今は中国。
新たな戦いは始まっている。
その日本では「骨太の方針」の原案が提示された。
目に付くのは「グリーン」とか「脱炭素、そして「DX」。
ただ最終的には「財政の健全化」が見え隠れする。
細部は変わっても、核は変わっていないということだ。
「前例踏襲と事なかれ主義」はこの国に何百年も脈々と流れている。

それにしても専門家というのは喧しい。
厚労省の専門家会議を貫いているのは「お盆と夏休みで感染拡大」。
そして「オリパラで感染拡大」。
挙句の果てには「リバウンドが怖い」。
8割おじさんまで登場して「20日に宣言解除なら8月再発例も」の声。
昨年「ニューヨークの状況は2週間後の東京だ」と言って専門家もいたがならなかった。
「日本で42万人が死亡する」という指摘も間違った。
未体験ゾーンとの遭遇だから間違いもあるだろう。
しかし「なんでもかんでもとにかく閉じ込め」でだったら素人でも言える。
幸いにもなかなか日の目の当たらなかった領域だけにいとど手にした脚光は手放したくない。
そんな気持ちも見え隠れする。
コンプラ遵守は重要だがバックのフロントけん制は常に過剰なもの。
もはや昭和の時代とは違う.
「監査部の言うこと聞いて会社消え」なんてことはないだろうが・・・。
「数字は人格だ」なんて言葉を懐かしむ連中もいる。
                    


◇━━━ カタリスト━━━◇

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(兜町カタリスト櫻井)