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値下がり優勢、投資家心理の重荷
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、投資家心理の重荷

 
東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数はともに軟調。東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比11.54ポイント(1.44%)安い791.78だった。前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が下落したことが投資家心理の重荷となり、国内の新興企業向け市場でもグロース(成長)株に売りが出た。
値上がり銘柄数136、値下がり銘柄数324と、値下がりが優勢だった。
フリーやAppier、ティムスが下落した。一方、ビリングシスやイオレ、トレンダは上昇した。
 
きょう東証グロース市場に上場したウェルライ(9565)は買い注文が優勢で、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は1996円と、公開価格(1170円)を71%上回った。
 
個別では、ビリングシステムが一時ストップ高と値を飛ばした。イオレ、LAホールディングス、サンワカンパニー、テックファームホールディングス、カヤックなど10銘柄は年初来高値を更新。VALUENEX、アルファクス・フード・システム、グローム・ホールディングス、ブティックス、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDRが買われた。
 
 一方、i-plug、Sharing Innovations、エアークローゼットが年初来安値を更新。アミタホールディングス、グローバルセキュリティエキスパート、ココナラ、ディジタルメディアプロフェッショナル、HENNGEが売られた。