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猛暑で明暗!!アイスクリームの謎
猛暑で明暗!!アイスクリームの謎
夏本番の日本列島は一部を除いて連日猛暑が続き、ビール類や清涼飲料、アイスクリームなど夏場の定番商品が“バカ売れ”している。こんな暑い日に欠かせないのがアイスクリームやかき氷などの「涼」を楽しむ食べ物なのですが、夏と言ってもアイスクリームとかき氷の両方がバカ売れすることはないそうです。

と言うのも、アイスクリームが売れるのは、気温がセ氏22〜23度を超えると売れるようになる。ところが30度を超えると逆に氷菓やかき氷が売れるようになってしまい、アイスクリームの売り上げが鈍る傾向がある」という。

アイスクリームがおいしく感じる気温帯は「25度くらい」でピークを迎えるそうです。30度以上の気温になるとサッパリとしたかき氷のほうが売れるのだそうです。

確かに、34℃とか36℃など言った猛烈の暑さともなると、甘いアイスクリームよりキーンとした食感のかき氷のほうが食べたい気分ですからね。

あまりに暑いとより冷たさを強く感じる氷菓やかき氷、清涼飲料などに消費が移る現象が起きるのです。

夏に気温がどのくらい暑くなるかはアイスクリーム業界にとって切実な問題、気温が上がらない冷夏では困るし、逆に暑くなり過ぎても困るそうです。

そう考えると真夏に「ガリガリ君」が飛ぶように売れるのも納得です。


シーズンストックの中でもサマーストック、猛暑関連銘柄の例としてよく挙げられる、
アイスクリーム関連銘柄を紹介
[2206] グリコ
[2264] 森永乳
[2268] サーティワン
[2269] 明治HD
[9861] 吉野家HD