兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

2015年11月21日
知らないとする
ゴルフを始めよう!アイアンの選び方
絶好のゴルフシーズン到来!
色鮮やかな紅葉の木々に囲まれて、秋のゴルフを満喫していますか?
前回は、アイアンの選び方の「4つのポイント」を紹介しました。
さて今回は、「4つのポイント」の残りのポイントについてご紹介します。

アイアンクラブの選び方
ゴルフクラブは大きく分けて、ヘッドとシャフトとグリップで構成されています。この中で最も重量の幅が大きいのがシャフトです。 まずは、シャフトに関して、簡単にご説明しましょう。

3.カーボンシャフトorスチールシャフト
ドライバーの場合スチールシャフトを選ばれる方はいないと思いますし、販売しているメーカーも現在では見受けられませんが、アイアンの場合カーボンシャフトかスチールシャフトかの選択肢があります。

一般的にスチールシャフトはカーボンシャフトに比べ重く、しなりも少ないので、ヘッドスピードが速い人向きであり、カーボンシャフトはスチールシャフトに比べ軽く、しなりもある為 ヘッドが戻りやすくなっているので、平均的なヘッドスピードの方と女性に向いていますが、スチールシャフトに比べ高額となっています。

・スチールシャフト・・・ヘッドスピードが速い人向き

・カーボンシャフト・・・ヘッドスピードが平均的もしくは遅い人向き

一般的なアマチュア男性ゴルファーのヘッドスピードは平均約38m/s位であり、このぐらいのヘッドスピードであればカーボンシャフトの方が軽くシャフトが軽いとヘッドも効いてくるので振りやすいと思われます。

一般的なヘッドスピード以上のゴルファーであればスチールシャフトを選択しても良いでしょう。

しかしカーボンシャフトは高額ですので、初心者の時はスチールシャフトから始めることをお薦めします。ご自分のスイングの変化、実力を考えながら買い替える時、カーボンシャフトに移った方が良いと思います。(始められる年齢にもよりますが!)

シャフトの硬さ
まずは、シャフトの硬さについてご説明していきます。ちなみに、シャフトの硬さのことを「フレックス」とも呼びます。

シャフトの硬さは基本的に次のようになっております。

「L」<「A」<「R」<「SR」<「S」<「X」

「L」が一番柔らかく「X」が一番硬いです。

これ以外にも「SX」や「XX」などもありますが、代表的なのは上記した6つの硬さです。

また、これらの表記は元々統一された算定基準がないため、同じ「S」のシャフトでも、メーカーが違うと若干硬さにずれがあります。
なので、このアルファベットの表記はあくまでも参考程度として覚えておくくらいで良いと思います。

シャフトの重さ
ウッド・アイアンヘッドの時にもお伝えしましたが、シャフトでも問題となるのは重さです。

シャフトの重さは、「振り切れる範囲で一番重い物」が良いとされています。
ですので、それぞれのシャフトを試打して自身に合ったシャフト重量を見つけると良いでしょう。

注意点としては、シャフトが軽すぎると手打ちになりやすくなるのと、重すぎると振り切れないのでヘッドスピードが落ちてしまいボールが飛びません。

この2点に注意して選びましょう。

4.ソール形状について
初心者向け”や“やさしい”といわれているアイアンは、ソール幅の広いものが多いです。ソール幅が広いと、手前からでも滑りやすくミスになりにくく、低重心にしやすいのでボールがあがりやすいというメリットがあり、初心者ゴルファーを助けてくれます。

ソール幅
色々なヘッドタイプで異なる設計になっていることはわかっていただいたと思います。マッスルバックのソールは薄く、キャビティ・ポケットキャビティのミスに強くなるアイアンほどソールは厚くなっています。

アイアン選びに関しましては、方向性を重視して選ぶ事をお勧めします。ソールが厚いとその分重量が下に集まり、低重心となりトップ気味ミスヒットでもボールは上がりやすくなっています。

この現象はウッドが低重心だとボールが上がりやすくなるのと同じ原理です。

さらに地面(芝)から直接打つアイアンでは、ソールが厚いとヘッドが滑る・抜けると言う利点もあります。

マッスルバックタイプのアイアンはソールが薄いので、少しでも手前に打ち込む(だふる)と、薄いぶん地面に刺さり、振り抜けなくなるので全然飛ばなくなってしまいます。しかし、ソールが厚いと少し手前からヘッドが入ってもソールが滑って飛距離の低下を防いでくれます。

マッスルバックのソールが薄いのは、キャビティタイプの厚いソールや極端な低重心がボールをコントロールするのに向いていないからで、ミスに強いモデルなのかボールコントロールしやすいモデルなのかはソールの厚さを見れば一目瞭然で選びやすくなっています。

また ソールが厚いモデルほど「飛ぶアイアン」が多く、ボールが上がりやすい特性を生かしてロフトが少なく設計されたヘッドであり、更に「重心の深さ」(少し難しい説明になるのでまたの機会に説明いたします)が加わり、より高弾道で飛距離が出るように設計されています。

こういう飛距離重視のモデルはどうしても重心が低く深くないと作れないので、ほとんどがポケットキャビティタイプで作られています。

ソール幅の決め方としては、ご自身のプレースタイルを考慮して選ばれる方が無難ですね。
最後に アイアン選びのポイントはココ!
色々なスイングや考え方のゴルファーがいますので、アイアンヘッドタイプ別のお勧めポイントをご紹介します。

マッスルバックタイプをおすすめするゴルファー
1、初心者ではなく、練習場へ出向く方
2、ボールをコントロールしてコースを攻めたい方
3、打感が良く、ミスしてもいいのでカッコイイアイアンを使いたい方

キャビティバックタイプをおすすめするゴルファー
1、高弾道にしたい方
2、ミスヒットも嫌だけど、少しはボール操りたい方
3、買い替えずに長く使用したい方

ポケットキャビティアイアンをおすすめするゴルファー
1、初心者で、気楽にゴルフを楽しみたい方
2、猛練習せず 楽しく ミスヒットを減らしたい方
3、他の人より高弾道で飛距離も出したい方

次回は、アイアンの相棒、ウェッジの選び方をご紹介します。
ここ数年は、ゴルフショップやメーカー、ゴルフ場運営会社などゴルファーの皆様にも馴染み深いゴルフ関連企業が魅力的な株主優待を実施しているケースも増えてきました。今回は、ゴルフ関連商品を優待として提供する企業を調べてみました。

現在、四季報に「ゴルフ」という文字が含まれる関連企業は約46社。その多くが株主優待制度を設け、ゴルフ場やショップの割引券、プレー券等を投資家向けに配布しています。

【ゴルフ株式優待関連銘柄】
【全部ではありません、一部を紹介】

ゴルフ関連記事
[2015年11月14日]
知らないと損するゴルフを始めよう!アイアンの選び方
[2015年11月07日]
知らないと損するゴルフを始めよう!アイアンの選び方
[2015年10月31日]
知らないと損するゴルフを始めよう!フェアウェイウッドの選び方
[2015年10月24日]
知らないと損するゴルフを始めよう!ドライバーの選び方
[2015年10月17日]
知らなきゃ損する ゴルフを始めよう! 道具編
[2015年10月10日]
『ゴルフマナー』知らなきゃ損する
[2015年10月03日]
キテる!新しいゴルフブーム