ＳＭＡＰ独立騒動 経済効果に影響

国民的アイドルグループ「ＳＭＡＰ」が１８日、テレビ番組で独立騒動を謝罪した。５人がグループとして活動する見通しとなりファンを安堵（あんど）させた。
安倍晋三首相（６１）も参院予算委員会で「多くのファンの方々の願いに応えて、グループが存続することは良かった」と述べたのをはじめ、安倍政権の閣僚が相次いで“国民的グループ”の解散回避を喜んでいる。

約６３６億円に上ると、関西大学の教授が試算した。
同教授は、２０１４年にファンクラブ、ＣＤ、グッズ、テレビ出演などで得たＳＭＡＰの年間収入を約２５０億円とした週刊新潮の記事を引用し、同年の経済効果を分析した。

年間収入に、コンサートなどに行ったファンの飲食費や交通費など約３０億円、ＣＤやグッズ制作費用などの売上増加額約２１９億円、その関連企業で働く人が増加した所得から消費する金額約１３７億円を合わせ、計約６３６億円と試算した。

「ファンだけでなく、日本経済にとっても、大きな損失になる」と語っている。

ＳＭＡＰのデビュー２５周年を記念した５大ドームツアーが、白紙になっていたことが１６日に分かった。

２０１４年に行われたＳＭＡＰの５大ドームツアーは、５都市２２公演で約１００万人を動員。チケット代は９５００円（一般価格）で、約９５億円の収入となる。 グッズ代も加われば、１２０億円の損失が確定した。

ファンの飲食代、交通費、宿泊費なども考えれば、経済効果は計り知れない。今年は２５周年イヤーでさらに大きな数字が見込めただけに、ツアーが白紙となれば、大きな損失になりそうだ。

ＳＭＡＰのファンクラブの人数は、約１００万人。その年間売り上げは約１００億円とされている。

ファン１人あたりが１年間ツアーコンサート、グッズに１万円は使っていることになる。
しかも曲が大ヒットになれば、金額はさらに上回るだろう。

これだけの売り上げを３０年間継続したことは半端じゃない。
３０年も売り続けたアイドルグループを失うことによってジャニーズ事務所が被る、損失も損害もかなりのものだろう。

人気のある芸能人は、テレビ番組などに出ることでさまざまな産業に経済効果をもたらすようだ。

---

「ベッキーの不倫騒動」でも数億円の影響が出ていると言われている
ベッキー騒動の当日に、上海市場はサーキットブレーカーが発動され取引停止し、日経平均は３２３円下げ１７８６７円、為替は１１８円に落ちた。

マツコ・デラックスが番組内で紹介のわらび餅の経済効果
「マツコの“うまい”」は8億1,220万円の経済効果

ＡＫＢ総選挙の経済効果は250億円
総選挙一回につき、プロ野球の球団が優勝したときと同じくらいの経済効果

ふなっしー　経済効果8000億円
連日のテレビ出演に加え、全国からイベントのオファーも殺到。一昨年末にはCDデビューを果たしている。

錦織の経済効果800億円
ATP世界ランキングで、シングルス4位までに登りつめた錦織圭はテニスだけではなく経済効果もすごいです。

3日間で60万人前後の動員があるコミケ。
一説によればその経済効果は180億円にも上る。