【遂に夏到来！】ラニーニャ現象と生活への影響

気象庁の発表によると、6〜8月は全国的に気温が高い傾向で、夏前半は降雨量も多く蒸し暑くなる見通しです。

今夏は蒸し暑く熱中症・天候不順に注意
日本経済新聞（5月26日付）より、「気象庁が25日に発表した3か月予報によると、6〜8月は全国的に気温が高い傾向で、夏前半は降雨量も多く蒸し暑くなる見通し」との記事に注目です。猛暑をもたらす例が多いラニーニャ現象が夏の間に起こるとみられ、8月は照りつけるような暑さになる恐れがあるそうです。

「湿度が高く、熱中症のリスクも高まる」と注意を促しています

エルニーニョ/ラニーニャ現象
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が１年程度続く現象です。

逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。ひとたびエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられています。（気象庁HPより）

では、私たちの生活にどのような影響をもたらすのでしょう？

2010年の猛暑は観測史上最高の猛暑となったのです！
熱中症で倒れてしまった人も5月31日〜10月3日の間に5万6184人に達しました。
これは昨年と比べて4.2倍という数字でした。

私たちの生活にも以下の影響が出ていました。
・猛暑も影響し、ガリガリ君が売れ過ぎて品薄に
・ノンアルコールのビール「オールフリー」の販売を一時休止すると発表した。猛暑と健康志向で人気が集中。
・猛暑の影響でスギ・ヒノキがよく育ち、翌年の花粉症が例年よりも飛散した。
・養殖物が海水温度の上昇で大量に死んでしまった。→ホタテ・牡蠣などの値上げ
・鮭の漁獲量の現象。
・野菜の成長遅れでトマト・ネギなどの野菜価格が高騰

猛暑のための準備はどんなものがあるでしょうか。
ここでは、準備しておけばいいものを簡単にあげておきます。
・クーラー、エアコン
・扇風機
・グリーンカーテン
・すだれ、よしず
・日よけシェードなど
・水

とりあえず、エアコンの調子を見ながらひと夏運転できるのかどうかを確認しておく必要があります。
雨が降らず、水不足となって、給水制限が出る地域があるかもしれません。また、熱中症などにも十分注意する必要があります。

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暑い夏は勘弁して欲しいところですが、株式市場にとっては好材料です。
通常よく言われる「猛暑関連銘柄」をご紹介します。

ビール
サッポロホールディングス＜2501＞
588円(5月27日終値)

アサヒグループホールディングス＜2502＞
3,705.0円(5月27日終値)

キリンホールディングス＜2503＞
1,827.0円(5月27日終値)


アイスクリーム
森永乳業＜2264＞
673円(5月27日終値)

B-R サーティワン アイスクリーム＜2268＞
4,140円(5月27日終値)

エアコン
ダイキン工業＜6367＞
9,309.0円(5月27日終値)

富士通ゼネラル＜6755＞
1,986円(5月27日終値)


デング熱関連銘柄、ジカ熱関連銘柄もチェック
フマキラー＜4998＞
738円(5月27日終値)

アース製薬＜4985＞
4,920円(5月27日終値)

アゼアス＜3161＞
506円(5月27日終値)


アメリカでは、ジカ熱の新たな事例として、性行為によるヒトからヒトへの感染が初めて確認された。ダラス郡の保健当局は、コンドームの使用などによる感染予防を呼び掛けているという。
不二ラテックス＜5199＞
284円(5月27日終値)

相模ゴム＜5194＞
643円(5月27日終値)

オカモト＜5122＞
1,019円(5月27日終値)