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Eimei みちしるべ 2016年03月14日
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《Eimei「みちしるべ」》
(3月14日から3月19日の週)

日経の「ノルウェー年金、日本国債4300億円売却」。
昨年10〜12月に多額の日本国債を売却したという。
それでも2兆7600億円持っているが9月末比13%減少。
「低金利で投資妙味が減ったことで他国債に乗り換えた」との解釈。
長期運用の視点では確かにそうだろう。
しかしマイナス金利以降の日本国債の価格上昇を踏まえれば、短期的には「ヘタ」。
もっともそんな短期で物事を考えずに機械的に売却したのだろう。

土曜の日経朝刊では「世界最大級政府系ファンドのノルウェー政府年金基金が、日本株投資拡大」。
2015年末の日本株保有額は約5兆9500億円。
14年末から約1兆100億円(24%)増加したという。
日経平均株価の上昇率が」9%だから自然増加だけではなく意図的に買い増したということになる。
ただ・・・。
ミソは各年末の為替レートで計算したというところ。
2014年末119円31銭、2015年末121.92円でそれほど差はない。
万が一年間平均でいくと2014年105.94円、2015年121.04円。
15%超の誤差があるから面白い。
もっとも保有株上位はトヨタ、三菱UFJ、ファナック、三井住友など。
面白いポートフォリオではない。

昨年12月からの「月前半安」のアノマリーを打ち消したのが4か月ぶりの「週末・週初の連続高」と言う説。
あるいは3月1日初日のS&P500の上昇率2.38%が3月初日として過去最高だったとも。
1950年以降3月のS&P500の平均騰落率はプラス1.2%。
このアノマリーは今年も通用しそうになってきた。


日経平均想定レンジ

下限16339円(25日移動平均)〜上限17797円(75日移動平均)

1月月足陽線基準は18450円
昨年比プラス基準は19033円
2月月足陽線基準は17865円
3月月足陽線基準は16085円
12月SQ値は18943円。
1月SQ値は17420円。
2月SQ値は15156円。
3月SQ値は16585円。

週間ベースでは、先週の日経平均株価は0.4%、TOPIX1.2%と4週ぶりの反落。
再起の週となって欲しいところ。
一方で東証マザーズ指数は2.6%上昇で4週続伸。
日経ジャスダック平均は0.9%上昇でで4週続伸。
新興中小型銘柄へのテーマ人気物色は続いている。
日経でも「マザーズ7ヵ月高値テーマ株ぶり高値、民泊・AI銘柄に個人資金」との指摘。
これは間違っていないだろう。
面白いのは「25日移動平均と3.78%開く」との小さな記事。
「2015年11月24日以来の3.89%以来の大きさ。
今年25日移動平均が上値を抑えてきたが、年初からの下落傾向が一服した表れといえそうだ」とある。
が、常識的には25日線からの4%かい離は第一次限界水準。
ここを抜けきれば8%かい離(17625円)が視野に入るが相当なエネルギーが必要となる。
75日移動平均が17721円とほぼ同水準と考えると日経平均は25日線と75日線のレンジでの推移となってきた。
好材料は空売り比率(32.2%)とボラ(日経VI=28.95%)の低下。
松井証券経由の信用評価損率は売り方マイナス9.38%、買い方マイナス9.82%。
また拮抗してきており逆転期待。
今週は日銀金融政策決定会合(14日〜15日)。
そして米FOMC(15日〜16日)。
NYは今年の高値を更新したが日経平均の今年の高値(18951円)はまだ上。
チャレンジする心に事欠かないという感じだろうか。

そろそろ気になってくるのが機関投資家の株価値洗いの基準ともいえる3月月中平均。
昨年3月は19197円(3月末19206円)。
2014年3月は14694円、2013年が12244円だった。
因みに昨年9月末の終値は17388円。
まずはここの復活。
そして昨年12月末の19033となるのだろうが病み上がりの足は遅いのだろうか。
せめて今年の年足陽線基準18450円(大発会終値)くらいは欲しいところ。

10月高→2月高のアノマリーは崩れた。
今回大和のレポートで登場したのは10月高→3月高のアノマリー。

日経平均の3月相場の騰落は、前年10月の騰落と方向が一致することが多い。
過去20年間では15回で方向が一致している。
通常は外国人投資家の売りが出やすく季節性があまり良くない10月。
株価がプラスとなることは、主に国内勢の強気スタンスを示唆していると考えられる。
国内勢にとって下半期最初の月でもある10月の株価がプラスの場合、
年度末となる3月にも再び強気スタンスが表れやすいこと。
昨年10月の日経平均は月間で9.7%の上昇。
このアノマリーからは今年の3月も上昇が期待できるといえよう。
また、過去20年間で10月相場がプラスだった場合、
同年度の下半期通算でも日経平均騰落率は全てプラスとなっていた。
今年3月末の水準が上半期末(昨年9月30日)の17388.15円上回ることに期待。

(兜町カタリスト 櫻井英明)

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