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Eimei みちしるべ 2017年01月09日
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《Eimei「みちしるべ」》

《Eimei「みちしるべ」》(1月10日から1月13日の週)

月曜日経にで興味深かった言葉は「2020年の女神はローラ(RORA)」。
名目GDP600兆円のけん引役の頭文字だという。
(1)研究開発(R&D)
(2)2020年東京五輪・パラリンピック(Olynpic)
(3)巨大なリフォーム需要(Reform)、
(4)共働き増に伴う家事支援サービス(Assistance)拡大
なんかこじつけチックな印象もあるが、折に触れ登場するのだろう。

つまらない議論をすれば・・・。
1989年高値の38915円。
半値で19457円だからこれはクリアした。
しかし半値戻しとなると38915円−6994円(2008年10月)=31921円。
6994円+31921円÷2=22954円。
61.8%とか38.2%などと細かいことは気にはしない。
しかし「半値戻りは全値戻り」の格言がある。
半値戻りは気にしたいもの。

株には売買タイミングと旬の時期がある。
どんなに良い株でも売られる時は売られる。
あるいはどんなに買われていても、信用規制など他力的な要素で天井を付けることがある。
そしてそういう銘柄は多くの場合、人が見向きもしなくなった時に底をつけ反発しているもの。
要は復元力をどう見るかの問題なのだろう。
株価の天底を見極めるなんて傲岸不遜なことは不可能なことは間違いない。
しかしおぼろげながらも人気集中は反落の先兵、人気離散は反発の先導車。
あるいは「早期警戒システム」は25日線からの5%かい離とか200日線からの20%かい離。
相場は上や下のトレンドに一方向に行き続けるものではないという真摯な理解こそが破滅からの救世主だろう。
要らぬ警戒ばかりが横行してきたのがこの30年の東京市場。
必要な警戒を怠らずにいらぬ皮算用を排除すれば相場も楽しくなろうか。
結構、難しいことながら・・・。


日経平均想定レンジ

下限19114円(大納会終値)〜上限20246円(2015年8月20日高値)

外に視点を向かせようとする動き。
足元を見ないようにする動き。
これに騙されることが多いのがマーケット。
ブレグジットが懸念されるイギリスの株価指数は過去最高値を更新。
EUが揺れる欧州の株式はそれぞれ堅調。
昨年上昇率が大きかったのはロシアやブラジルだったという現実。
「あれが危ない、これが大変」。
外のことを言っている方が間違いなく何か立派に聞こえる。
しかし・・・。
それが投資の役に立つのかどうかは別だろう。
「脚下照顧」という四文字熟語の意味をかみしめることが大切だ。

先日東京マーケットワイドに登場していただいたのは武者さん。
結論は「中長期的には為替140円〜150円だろう。
日本経済はセピア調から極彩色になる。
今日高いのは必然。
まだ弱気を言っている人は去年の反省がない。
来年とは言わないが、ここ数年のうちに日経平均は4万円もある」と。
それも大切だったがキーワードは「第七大陸」だった。
「第七大陸=影も形国境ない新空間=サイバー空間の大成長が歴史的繁栄をもたらす。
インターネットが価値創造の最大の源泉だ。
この目に見えない第七大陸の発展は経済統計から漏れ落ち、その極端な重要性にもかかわらず無視されがち。
ここに誤った悲観論が蔓延する根拠がある。
(1)情報インターネット革命に支えられた空前の企業収益
(2)世界最強のイノベーションに基づく産業競争力
(3)低金利かつ潤沢な投資余力(=高貯蓄)
(4)健全化した財政
(5)抑制されたインフレ
以上は歴史的高水準。
そしてこの第七大陸の発見者、牽引車、受益者は米国であることは間違いなし。
その米国は対外赤字縮小でドル不足→ドル高。
強いドルがアメリカ一極覇権を再構築」。
そして結論は「2017年の投資環境は順調な米経済とドル高を基軸に旺盛リスクテイク環境になると予想。
日本がその最大の受益者になると想定」。

以下は大発会ストップ高銘柄(その年を象徴する可能性があるとおうアノマリー)。

日本サード(2488):情報機器、ロボット
リネットJ(3556):IPO人気
DLE(3686):鷹の爪など著作権ビジネス、LINE関連
Rワールド(3691):ポイント=フィンテック、クラウドソーシング、女性
サイオス(3744):AI関連
マイネット(3928):再生&ゲーム
エルミック(4770):ミドルウェア、監視カメラ
アサカ理研(5724):電子部品からの貴金属回収、リサイクル
ウインテスト(6721):半導体、液晶向け検査装置、ロボット
タカタ(7312):自動車と日米関係良好化


(兜町カタリスト 櫻井英明)


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