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【展望】30日のNYダウまた下げる、GDP予想下回り強い景気に警戒感、NN倍率4日連続で1倍上回る
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1月30日(金)のNYダウは251ドル安の1万7164ドルと急反落した。前日の上げ225ドルを帳消にした。

 10〜12月期の米GDPがプラス2.6%と世界各国から見れば、うらやましい伸びだったが、事前予想の3.0%前後を下回ったことを嫌気している。

 これまでのドル高で、モノづくり企業にジワリとカヌンターパンチのごとく効いているようだ。高原状態入りしている米国景気に下ブレ懸念となっている。

 ただ、10〜12月の個人消費は堅調で,GDP不振が継続するとは思われず、NYダウは来週は再び、反発が予想されそうだ。

 なお、1月中のNYダウ変動幅は、100ドルを超える上げ下げが20営業日中、14回に達しNYダウ自体も景気と同じように高値圏での波乱状況といえる展開である。

 「アメリカは世界経済の牽引役からそろそろお役目ご苦労といえるところに来ているようだ。日本に機関車役を頼みたいところだろう」との見方もあるようだ。

 なお、NN倍率は1.02倍。これで、日経平均はNYダウを4日連続で上回った。とくに、30日は日経平均の上ザヤは約510ポイントにまで拡大した。

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)